先日、トヨタのセーフティセンスCのエーミング作業を実際にやってみたので、自動車整備士さん向けにご紹介します。
今後実施される方の参考になれば幸いです。
この記事の内容
トヨタセーフティセンスCのエーミング方法
重要
実際の作業はトヨタのサービスマニュアルを見ながら実施することが非常に大事です。この作業ももちろん修理書のとおりに実施しています。
1.車両の中心線を出す
写真のとおり、エンブレム中心から下げ振りを落とし、床にマーキングします。
車両の前後にマーキングしたら、車両中心線を引きます。(ヒモを張ります)
2.ターゲットを置く位置を決める
車両前方の決められた位置にヒモ等を張り、マーキングしていきます。
3.ターゲットの設置
車両中心線に沿って、1500mmの位置にターゲットをおきます。
ターゲットは整備マニュアルから印刷して使用することが可能です。
スタンドは一応トヨタ純正品を使用しています。
4.スキャンツールで調整
今回はデンソーのDSTーi を使用しました。
「プリクラッシュセーフティーシステム」→「作業サポート」→「カメラのエーミング調整」と進みます。
調整モード中はメーター内にこのような表示がでます。あとはスキャンツールの指示に従うだけです。
思っていたより簡単でした。3人で30分程度で調整可能です。
ここでおしまいです。みなさんもチャレンジしてみてください。
注意
作業はくれぐれも整備マニュアルをよく読んで、手順のとおりに正確に行ってください。