ディーラー車検にかかる時間・日数/一般的な目安は朝から夕方までの丸１日です

ディーラー車検にかかる時間の目安は、「丸一日（朝から夕方まで）」です。但し、主に店舗と車の状態によっては数時間で完成するものや、数日かかる場合があります。

この記事では、ディーラーに車検を出した時にかかる時間や日数について、元ディーラー整備士の管理人が詳しく解説します。

この記事を書いた人：きりん

元ディーラーの一級整備士で整備士ねっと管理人です。自動車整備業界に長く携わり、現在は整備業界のコンサルなども行っています。twitterでたくさんの整備士さんや業界の人と繋がっているのでチェックしていただけるとうれしいです。（seibisi_net）

ディーラー車検にかかる時間・日数

あなたの車がどこに当てはまるのかを確認してください。

いずれもしっかりと説明がある

ディーラーに車検を依頼すれば、予約の段階で必ず納期の確認があり、予定が変わることになれば逐一連絡をもらえるので、いずれにしてもそれほど心配する必要はありません。この記事ではイメージをつかんでいただき、実際にはディーラーの店舗へ直接問い合わせることをおすすめします。

1.数時間で完成する場合

この３つの条件が整うと最短１時間くらいから車検が可能です。

実際には、短時間車検サービスを実施してるディーラー店舗がそれほど多く無いので、事前に確認する必要があります。

また、短時間車検を行うには事前見積もりが必要なので、結局は車検の日より前にもディーラーに足を運ぶ必要があります。自宅からディーラーが遠い人によってはかえって面倒になる場合があります。

短時間車検をしたくとも、古い車や走行距離の多い車、商用車や貨物車などは３つ目の条件（整備時間がかかる整備箇所がない）が合わなくなってきます。

最近大々的に報道されたトヨタディーラーの不正車検は、この短時間車検サービスで起きた事件です。「完成時間が短いほど良い」という価値観やディーラーは安心という価値観が大きく揺らいだ事件となりました。

2.一日で完成する場合

この二つの条件が揃うと丸一日（朝から夕方まで）で完成します。

また、事前に見積もりをすることで、部品調達の条件はクリアできますので、ディーラーで車検をする人の多くが一日で車検を完成しています。

3.数日かかる場合

２日以上の車検日数がかかる条件は、１日で完成する条件が揃わなかった場合です。

特に、古い車で事前見積もりをしない場合には、整備したい部品が手に入らないことが多く、数日かかる可能性が高まります。

この場合でも、ディーラーからしっかりと納期や見積もり料金についての説明があり、必要であれば代車の手配などをしてくれますので、それほど心配することはありません。

なるべく早く車検を済ませたい場合

古い車であってもこの二つを行えば、限りなく短い日数で完成させることができます。

ディーラーは車検のプロ集団ですので、たくさんの経験やノウハウを持っているため、あなたの要望や困りごとにきっと答えてくれると思います。

要望を伝えよう

このような要望があれば、しっかりと伝えましょう。可能な限り応えてくれるディーラーが多いです。

もしダメでも何か代案を提案してくれるはずです。

車の持ち込み３つの方法

ディーラー車検時の車の預け方は主にこの3パターンです。

引取り・納車とは家まで取りに来てもらって、完成したら届けてもらう方法です。

地方部では引取り・納車が主流で、都市部では、自分で持ち込む方法が主流です。自分で持ち込む場合には、２人（２台の車）で持ち込んで、もう一台の車で帰る方法と、1人（１台）で来て、電車などで帰ったり、終わるまで時間をつぶす方法があります。

また、引取り・納車を頼む場合や、代車を利用する場合には有料・無料のディーラーがあるので、事前に確認してください。

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まとめ

ディーラー車検にかかる時間・日数は丸１日（朝から夕方）が最も多いパターンですが、店舗や車の状況によって異なります。

正確に知りたい場合や要望がある場合には、直接車検を受けたい店舗に確認するのが一番です。

以上、ディーラー車検にかかる時間・日数についてでした。