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整備ミスを繰り返す整備士は向いていない?/ミスを防ぐ方法や自腹修理について

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  • 整備ミスばかりで整備士に向いていない?
  • 整備ミスで自腹修理はありえるの?

私は、元ディーラーで整備士で一級自動車整備士です。メーカーの一級や検査員資格も取得しています。ですが、過去に何度も整備ミスを起こしています。周りの整備士のミスも数多く見てきました。

整備ミスを繰り返す人は、整備士に向いていないわけではありません。ミスをしない為の対策が足りてないだけです。

この記事では、私の経験から整備ミスした時の対応やその時の気持ちの持ち方、損害が出た時の会社の対応についても解説します。若い整備士さんは必見です。

  • 整備ミスをしたときの気持ちの持ち方と対応
  • 整備ミスを防ぐ方法
  • 損害が出たときの会社の対応
目次

整備ミスをしたことが無い整備士はいません(断言)

整備する男

多かれ少なかれ、整備士は整備ミスの経験があります

もし、あなたがミスをして上司や先輩に怒られているとしても、その先輩や上司も、過去にたくさんの整備ミスをしています。自動車整備士がミスや失敗から学ぶことは多く、初めからミスをしない整備士など、存在する訳がありあません。

そもそも、ミスをしないとミスをしない整備士になれません。半人前です。経験が浅ければミスするのが普通です。

もし、不安であれば先輩整備士にこの事を聞いてみてください。みんなそう言うはずです。断言できます。あなただけが整備士に向いていないと思い込むのはやめましょう。

そして基本的に、経験を積めばミスは少なくなります。そこは安心してください。誰でも必ずミスは減っていきます。

整備ミスを起こしやすい人

ふざけた男

ミスを起こしやすい人とそうでない人がいますその原因は「性格」です。

ミスを起こしやすい人というのは、そもそも性格が原因で、忘れ物や落とし物をしやすい人に似ています。整備士に向いていない訳ではありません。ちなみに、私はミスを起こしやすい人の部類に完全に入ります。

整備ミスを起こさない工夫

性格上ミスを起こしやすい人は、人より工夫しなければなりません。

例えば、忘れ物や落とし物をしやすい人は、必ず何らかの工夫をしていると思います。落ちにくい財布やカバンにしたり、目立つスマホケースにしたり。

気持ちの持ち方ではありません。実際に何らかの対策を施すことが重要です。

自動車整備の場合でも、工夫次第で、ミスを起こしやすい人でもミスを起こしにくくする事ができます。

  • 締めたときは「締めた」と、声に出して言う
  • 大事なところは無駄だと思っても二回確認する
  • チェックリストなどを使う

他にもたくさんの工夫をしている整備士や工場があります。ぜひ周りの整備士さんに”ミスをしない工夫”を聞いてみると良いと思います。誰しもが必ず工夫しています。それがプロであり普通のことです。

整備ミスを無くすには、自分のミスしやすい性格を受け入れ、自覚し、対策を練ることがとても大事です。しっかりとした工夫や対策があれば、ミスを起こしやすい人でも、問題なく整備士の仕事ができます。私がそうでしたので。

みんな対策してる

もしかしたら、あなたが思っているよりも、周りの人の工夫がしっかりとしていることが多いかもしれません。あなただけがミスをしやすい、向いていないのではなく、あなたの工夫や対策が足りないだけと考えると、少し楽になるのではないでしょうか。

整備ミスをしたときは絶対に隠さない

整備ミスを起こしてしまった場合、絶対に隠してはいけない

隠してしまったりすると、必ずあなた自身が後悔することになります。

上述したとおり、整備ミスは整備士なら誰でも経験しています。先輩整備士は、整備ミスをしてしまった時の対応方法についても、よく知っています。だから安心してください。あなたが思うより、案外あっさり先輩方や会社が解決してくれる可能性があります。

特に新人整備士の整備ミスは、誰でもあることなので、経営者や先輩整備士にとっても、ある程度計算に入っています。そして何より、新人整備士の整備ミスは、会社の責任でもあります。

先輩や会社が一番恐れているのが、「隠されること」です。あなたが整備ミスを隠すことで、誰もあなたを助けることができなくなってしまいます。

整備ミスを起こしてしまった場合、隠したり誤魔化したりしないで、すぐに上司や先輩に相談することが大事です。

ミスした時の次の行動

落ち込む男

落ち込んでも前に進まないので、次の行動が大事

簡単に言っているように聞こえるかもしれませんが、落ち込まないというのは決して簡単なことではないです。落ち込む気持ちは痛いほどよくわかります。私も今までに何度も整備ミスをしました。

でも落ち込んでもしょうがないのは確かです。しかし、落ち込まれると周りの人も扱いにくくなります。

まずは、誰かに迷惑をかけたのなら、しっかりと謝ること。そして考えること。

  • なぜそうなったのか(原因)
  • 今後そうならない工夫(対策)

これを一生懸命考えて、同じミスをしないように、具体的な対策を考えましょう。あなたが前に進むためにはこれしかありません。

ミスした時の気持ちの持ち方

  • 整備士に向いていないのではないだろうか
  • 整備士を辞めようかな

ミスをすると、こんな風に考えたくなるものです。若い頃はみんなそうです。私もそうでした。

このような不安に対してアドバイスします。

整備士に向いていない→そんなことはありません。誰もがミスをします。工夫しましょう。

整備士を辞めようかな→ミスをしたタイミングで辞めると後悔します。辞めるかどうかは整備ミスとは関係ないところで考えましょう。

整備ミスに対する会社の対応

怒る男

従業員の整備ミスによる損害は、会社が責任を取って負担するものです。それ以外ありえません。

整備ミスを、整備士本人にだけに責任を追わせるのは、会社としておかしいです。但し、会社に損害を与えたとして、給料が減らされることはあってもしょうがないかもしれません。これは、損害分を支払うのではなくて、会社からのペナルティのような意味合いに考えると良いと思います。

しかし、一般的に損害の全てを従業員に支払わせるような会社は、まともな会社ではありません。

壊したところは自腹修理?

自動車整備業界で時々耳にする話です。怒られるのはしょうがないですが、全額自腹は通常ありえません。あとはあなたの判断にお任せします。

まとめ

整備ミスは自動車整備士に付きものです。誰でも経験があります。大事なことは、ミスをしない工夫をすること。

整備ミスをしてしまったとしても、自分には向いていないなどと考えずに、前に進むことを考えましょう。また、絶対に整備ミスを隠してはいけません。

以上、自動車整備士の整備ミスについてのアドバイスでした。

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