「転職を考えるけど、今より収入が減るのが怖いなあ」
「良い企業からアプローチがあれば転職を考えてもいいのになあ」
私も元ディーラー整備士でが当時の私は、まさにこんな事をなんとなく思うだけで、何も行動に移さない時期がありました。行動に移さなければ良いアプローチなどあるはずもないですね。
その後、思い切って転職し、今は自動車関係の別の仕事に付きながら、このサイトを運営しています。私の場合、転職が成功してウソのように人生が変わりました。
この記事では、ディーラー整備士(10年間)を辞めて転職した私の経験を踏まえて、自動車整備士の転職について深堀りします。
転職を成功させたい整備士さんは必見です。
何もしなければ何も変わらないことは間違いなさそうなので、とりあえずこの記事を読みましょう。
5分読めば、おそらく気持ちの整理がつき、何をすれば良いのかがわかります。成功への糸口です。
自動車整備士の転職メリット
・収入が増える可能性がある
・新しい人間関係を作れる
・新しいキャリアを積む事ができる
・視野が広がる→世界は広い
メリットはこんな感じです。
私の場合、黒字の2つが思った以上のメリットになりました。
少し説明します。
収入が増える可能性がある
別の整備工場に行くとしても、他業種に転職するにしても、給与が高いところを選んで就職すれば、収入は増えます。
今より給与の高い求人に絞って、就職活動をすれば良いだけです。
「そんなに甘くない」と、私も思いますが、今の会社ですぐに収入を増やすことの難しさに比べ、転職はその可能性を持っていることには違いありません。
新しい人間関係を作れる
「給与の低さ」が、よく話題になる自動車整備士ですが、意外にも自動車整備士の転職理由で多いのが、「人間関係の悩み」です。
先輩や上司のパワハラが主な原因だと私は思っています。
SNSなどの投稿を見ると、特に地方ディーラーに多いような印象を受けます。
また、家族経営の整備工場のワンマン社長も数多く当てはまるかもしれません。
転職は人間関係の悩みを一気に解決でき、ストレスから開放される可能性を持っています。
① 給料が安い
整備士が転職を考える理由で最も多いのが、「給料の安さ」です。これを理由にしている整備士は、整備士自体を辞め、他業種への転職を考えている人が多いです。
② 休みが少ない・取れない
ディーラーの整備士が転職を考える理由で多いのが、この理由です。休みが少ない上に土・日・祝日が出勤となると、小さな子供を持つ親は耐えられないかもしれませんね。
③ パワハラに耐えられない
自動車整備士を始めて間もない人が転職を考える理由で多いのが、パワハラです。残念ながら自動車整備業界は全体的にパワハラ体質がある業界と言えます。いわれの無い叱責やサービス残業の強制など、今の時代にあってはならないことが有る企業がまだまだあるようです。
新しいキャリアを積む事ができる
転職は今の会社でついてしまった周りからのイメージ、会社や上司の評価をリセットし、新たなキャリアをゼロから積むことができます。自分の評価を簡単に変えることができます。
また、自分の能力や整備士としての技術的な能力も高めることができます。
例えば、ディーラーから民間の整備工場やバイクなどを扱う整備工場に転職すれば、取り扱う車種の幅が広がります。
指定工場から認証工場に転職すれば、持ち込み検査や登録手続きのノウハウを得ることができます。
自動車整備士として、スキルアップできることは間違いありません。仮に、独立を目指すならこういった経験は必ず役に立ちます。
自動車整備士を辞めて、違う業界に転職するとなれば、もう見るもの触るもの全てが初体験となる新しい世界です。
自分の人生を大きく変えるような「人」や「仕事」や「夢中になれること」など、今の会社では得られないような大きな価値を得られる可能性があります。
私の場合、自動車整備士を辞め、違う職種についていますが、パソコンで仕事をする機会が極端に増えました。
それまで無知だった、パソコンのこと、インターネットのことなどの、ITに触れることができ、今ではこのサイトを立ち上げるまでになりました。ディーラー転職士を継続していたらあり得なかった未来です。
転職は、私に新たなキャリアやスキルを身に付けさせたと同時に、好きなことに巡りあうチャンスをくれたんですね。
視野が広がる
転職すると、今の会社の良い点・悪い点にすぐ気がつきます。
物事を客観的に見る能力が自然に養われるんですね。
私の場合「この会社はここが良い所でここが悪い所だな」と即答できます。
逆に「以前の会社は、こういう良い点がたくさんあったんだな」と思うことも日常茶飯事です。
おそらく、転職した人は必ずそうなります。
転職は、知らず知らずのうちに自分の視野を広げ、人間的に成長させることに繋がります。
視野が広がれば、自分を広い世界から客観的に見つめ、何事にも正しい選択をしやすくすることができるようになりますね。
何事も、冷静に、総合的に、客観的に見ることができる能力は、誰もが欲しいはずです。人生一度きりですから。
私が転職する前、転職した先輩と話す機会があったりすると、懐が深くなったような、余裕ができたような、大きくなったような、そんな印象を受けることが多かったように思います。
その不思議な感覚は、自分が転職したらわかったような気がします。転職は、人間的な成長が必然で、だからこそ転職自体を後悔する人が少ないのかもしれません。
自動車整備士の転職デメリット
・問題が解決されない可能性がある
・退職金や企業年金が減る可能性がある
・新しい仕事・職場に慣れる苦労
・一時的にお金が無くなる
もちろん転職にはデメリットがあります。あらためてご確認を。
問題が解決されない可能性がある
特に人間関係に悩みを持ち転職をする場合、新しい会社の人間関係が今より良くなる保証はありません。
会社内の人間関係は、実際に就職してみないとわからないのが現実です。
また、給与待遇や休日・残業についても、求人票に書かれていることと実際の状況が違っている場合などもあり「さらに酷いブラック企業に就職してしまった」というような失敗をしてしまうリスクがあります。
再就職先へのこのような不安は、転職を考える人なら誰でも考えることです。
[icon name=”check” class=”” unprefixed_class=””]リスクを減らす方法(必須)
・徹底的に調べる
・大手転職サイトを活用する
・徹底的に調べる
最終的な決断をする前に、転職先徹底的に調べることが重要です。運を天に任せてはいけません。
ネットやSNSなどで評判などを調べたり、実際に職場を覗いて見ることをおすすめします。
もし整備工場に転職するのであれば、工場の外観を見ただけでも、あなたには自分なりに整備工場を見る力があります。
・大手転職サイトを活用する
今の就職業界は、リクルートグループなどを中心とした、ITを活用した転職サービスを大規模展開する大企業が牽引しています。単に情報量がすごいです。
また、それらのサービスの中には、実際に担当者があなたと相談し、あなたに合った職場を探してくれるような「転職エージェント」と呼ばれるサービスもあり、あからさまなブラック企業を回避できます。
こういったサービスを利用しながら、とにかく転職先の情報を入手することで、ブラック企業に就職してしまうリスクを減らすことができます。
退職金や企業年金が減る可能性がある
転職すれば、退職金が減る可能性が高いのは間違いありません。
これは、家庭を持っていたり、長く働いている人は特に考えることですね。私も当然考えました。
今の会社で長く働いている人は、このまま働くと退職金がいくらもらえるのかを調べましょう。
これは自分の人生においてとても大事なことなので、必須です。
新しい仕事・職場に慣れる苦労
環境が変わったり、新しいことを始めれば疲れます。新しい職場が与えるストレスは誰にでもあるでしょう。
私の場合、転職によって急に女性と話すことが多くなり、コミュニケーションに戸惑うことが多々ありました。
自動車整備士時代はやはり男社会でしたので、慣れておらず何度も失敗しましたね。
一時的にお金が無くなる
転職する際には、2つの職場のつなぎ目に、空白期間ができることが多いです。その間もちろん収入がなくなります。
その他、転職活動にお金が掛かったり、ボーナスを貰いそこねたりしますが、家賃やローンなどの固定費が発生するので、一時的にお金は無くなります。
金銭的に、スムーズに転職するための計画や方法が大事ですが、やはり転職の際にはある程度お金が必要です。それは覚悟しなければなりません。
私の場合は、仕事を辞めてから次の仕事に行くまで2ヶ月間くらい間が空きました。
その時の支払いで最もきつかったのは年金と健康保険の支払です。家族分2ヶ月で合わせて15万円以上になり、やっぱり仕事しないって大変だなと感じました。
転職は求人を見てから悩むべき
転職を本気で考える人はもちろんですが、
・いずれ転職したい
・良い企業からアプローチがあれば転職を考えてもいい
と、考えている人も、とりあえずスマホで求人情報をチェックしましょう。
スマホで求人ながめるだけなら、リスクが少なくメリットしかないですから。
よく考えれば当たり前なんですが、している人が少ない。
過去の自分のように、デメリットや失敗を意識しすぎて何も行動に移さないのはダメです。
何も解決せず時が経つだけです。
転職サイトはメリットが多い
現在、転職を考える日本人の9割以上が登録していると言われるインターネット上の転職サイト。
なぜそれほどの人が登録しているかというと理由は明確で、メリットが多いから。
・無料で利用できる
・いつでもどこでも検索・閲覧可能
・自動車整備士の相場(自分の市場価値)がわかる
・あまりリスクがない
転職成功には必要不可欠です。
無料で利用できる
転職サイトは基本無料です。
あれだけのサービスをどうやって運営してるかと言うと、企業側が手数料を支払うことで成り立っています。
いつでもどこでも検索・閲覧可能
ハローワークのように、足を運ぶ必要が有りません。
交通費はかからず、空いている時間だけでリアルタイムな情報を入手できます。
※ハローワークもネット検索を始めています。
自動車整備士の相場(自分の市場価値)がわかる
現在自動車整備士は人材不足に悩まされていて、年々給与が改善されてきています。
その傾向は都会の方が強く、二級自動車整備士や検査員の資格を持っていると、自分が思っているより高待遇の求人がある可能性があります。バイクの整備士さんも重宝されるようです。
いずれにしても、自分の資格と経験と照らしあわせ、転職した場合どのくらいの収入になるのかの相場を把握できるのは嬉しいですね。
私は今でも興味を持っていて求人を見ています。
あまりリスクがない
・会社にバレたくない
・まだ、転職するか決めていない
私もこんな不安を持っていましたが、転職サイトに登録して眺めているだけなら、心配の必要は有りません。
転職サイトに登録しても、もちろん自分のペースで考えることができますし、秘密は守られます。
リスクになるとすれば、転職サイトから登録したメールアドレスにメールがくることです。
これが嫌であれば、転職サイトは使わないほうが良いかもしれません。
「転職エージェント」と呼ばれるサービスを受ける場合、あなたの担当者から登録した番号に電話連絡が来る可能性があります。
電話が絶対に嫌な場合は、登録する前に確認しましょう。
※転職エージェントはより確実に素早く良い転職先を探してくれるサービスで、普通の転職サイトには載っていないような好条件の求人を紹介してくれる人気サービスです。
整備士におすすめ転職サイト
転職サイトで自動車整備士に特化した大きなサイトは残念ながら存在しません。
なので、基本的には大手をいくつか登録すればOKです。
・リクナビNEXT※週2万人以上が登録しているマンモスサイト。転職者の8割が利用。まずはここから登録しましょう。
・ミイダス※44万人が登録中の転職に特化した大手サイト。ここも抑えるべきサイト。
・会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』※日本最大級のハイクラス求人サイト。ハードル高そうですが実はそうでもなく私はずっと登録中。
・リクルートエージェント※求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1の転職エージェントサービス。人気です。
・パソナキャリア※各業界・職種毎に専門特化したキャリアアドバイザーと非公開求人1万5000件の大手サイト。
結局はあなたに合った転職先に出会えるかどうか
必ず転職しなければならないわけではないので、私は転職が成功した今でも転職サイトを複数利用しています。
もちろん良い案件があれば考えます。
特にビズリーチさんがハイクラスと言うだけの高待遇案件があり、いいなあと夢見ながら眺めています。
まずは登録して検索して、(転職エージェントであれば担当者と相談して)そこからが転職の第一歩ですね。
これができるかできないかで将来が変わるかもしれません。
※転職エージェントの場合、あまり多く登録すると対応が大変になる可能性があるので、上記大手2つ(下の2つ)くらいが良いです。普通の転職サイトなら、見るだけなので何個でも登録しても大丈夫ですね。
新しい整備士の働き方
新たな自動車整備士の働き方を2つ紹介します。
フリーランス整備士
どこにも雇われないで、フリーランスで自動車整備を仕事にする整備士が話題になっています。
具体的には、出張整備のSeibii(セイビー)に登録して働くことです。
詳細はSeibiiのwebサイトで確認してください。
※創業者さんとは知り合いですが、とても革新的で素晴らしい人です。
関連記事>>>出張整備 Seibiiの評判・口コミは?なぜセイビーが人気なのか
派遣整備士
自動者整備士も派遣社員として働く方法が浸透してきました。
「自分に向いている」と感じる整備士さんも多いようです。
こちらの記事でまとめています。
>>>整備士が派遣会社に転職する理由【派遣整備士は給与が高い!?】
まとめ
自動車整備士の方で転職するかどうかに悩んでいる人は実に多いです。
給料の低さ、待遇の悪さ、人間関係、将来への不安。かつては私もその一人でした。
しかし、自分から行動に移さなければ何も改善されません。好条件の転職の話は、何もせず勝手に湧き出てくるものではありません。
おそらくこの記事を読んだ大半の人は、やはり何も行動に移さないと思います。
それでも、誰か一人でもこの記事を見て、その一歩目を踏み出してもらえたなら良いと思っています。
長文、最後までありがとうございました。
※このまま下部に転職サイトや転職エージェントに言及した記事が続きます。より、本気でなんとかしたいという人はご覧下さい。
整備士ねっとはプロの整備士による情報サイトです。

・人生の成功と幸福は、考える力ではなく行動の「速さ」で決まるのだ
・未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
これは、堀江貴文さんの有名な名言ですが、私はいつもこの言葉に助けられます。
整備士の年収
給与の低さが原因で転職を考える自動車整備士が多いのが現実です。
自動車整備士の年収は、10年働いても300万円〜400万円程度と言われています。
厚生労働省の調査でも、420万円(36.7歳)と調査結果が出ています。(平成29年賃金構造基本統計調査)
確かに他の業種から比べても低い水準であり、国家資格制度や仕事の内容から考えても、年収が低い職業と言わざるを得ません。
しかし、中には従業員で有りながら600万円以上の年収がある自動車整備士もいることから、会社や地方によっても大きな差があるのでしょう。
同じような自動車整備士の仕事をしているのであれば、より良い条件を望むのは当然です。

好条件・高待遇に出会える転職
ハローワーク、転職サイト、求人募集雑誌、転職エージェントなど、転職する方法は様々ですが、好条件・高待遇に出会える転職方法はおおよそ決まっています。
転職エージェントはインターネット上で登録でき、あなたの担当者(コンサルタント)が悩みの相談から具体的な求人企業のリサーチ、面接の指導など、さまざまなサービスを無料で実施してくれます。
このような就職・転職サポートサービスが無料というのは、本当にすごいことで、利用しない手はありません。そして「転職エージェントサービス」が、最も優れた転職サービスとして多くの人が利用しています。
転職エージェントの代表的な企業である、マイナビエージェントや
doda(ドゥーダ)などの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
自動車整備士も例外ではありません。転職成功の確率が上がります。
優良な転職エージェント会社
転職エージェントと言っても、今現在インターネット上に100以上もの会社があるようです。
しかし、もちろん会社によって、得意分野やサービスの違い、コンサルタントの質などに違いがあり、残念ながら良い会社ばかりではありません。
具体的には、成約すること(転職先を早く決めること)ばかりを考えていて、親身になって考えてくれないコンサルタントや、条件が合わないとすぐに放置されてしまうようなコンサルタントがいる会社です。
人生のターニングポイントに、このような良くない転職エージェント会社に登録して翻弄されてしまうのは絶対に避けたいですね。
それでは自動車整備士にとって、どのような転職エージェント会社が良いかを考えます。
・厚生労働大臣許可(一般労働者派遣事業、有料職業紹介事業)
・転職コンサルタントが求人・転職のマッチングと紹介
・あなたに代わって転職コンサルタントが給与や休みなどの転職条件を交渉
・希望する転職先に対して、あなたに代わって転職コンサルタントが交渉
・転職コンサルタントが履歴書や志望動機の書き方をサポート
・転職コンサルタントが面接の設定と段取り面接での受け答えのサポート
・転職コンサルタントが現在の職場の退職についてのサポート
・ディーラーから民間整備工場、民間整備工場からディーラーの転職をカバー
自動車整備士の転職エージェントとしては、これらのサービスを全て持った転職エージェント会社をおすすめします。
一つでも無いサービスがあれば、登録を辞めたほうがいいかもしれません。なぜならほとんどの転職エージェントではあたりまえのサービスばかりだからです。
しかし、はじめて転職エージェントサービスを利用する人は、100以上もある転職エージェント会社から、良い会社を選ぶのは実に難しい事です。
失敗が嫌なら、やはり大手に登録するのが無難です。
初めて利用する方のために、ページ下部に代表的な転職エージェント会社を紹介してますので、ぜひ参考にしてみてください。
・あなたが希望する転職先を厳選抽出
・履歴書や志望動機などの応募書類の準備
・面接日の設定と段取り
・面接での受け答えの練習など
転職先を抽出する際には、一般の人が知りえない情報まで細かく掴んでくれ、その上であなたにとって本当に良い場所かどうかを考えながら探してくれるようです。
その他、面接の日程調整や段取りを行ってくれるため、現在の仕事が忙しくてもしっかりと転職活動を行うことができ、書類などの面倒な手間も省くことができそうです。
そしてそれらのサービスは、転職のプロだからこそできる、完璧なものであるため、転職の成功率も高くなるのは納得です。
良い転職エージェントを見つけることをできるかどうかが、転職の成功・失敗の鍵を握っていると言ったら大げさですかね。
自動車整備士にとっての転職エージェント
自動車整備士の離職率は 3.5 以上となっており、他業種に比べてもとても悪く自動車整備士の人材不足は今や大問題となっています。
SNSやネットニュースなどでも、自動車整備士の給与や待遇の悪さがたびたび取り上げられ、自動車整備士を目指す学生がたったの10年で半減したことは有名です。
現場レベルでも、「整備士が次々と辞めていき、人が足りない」といった話は最近よく聞くようになりましたね。
自動車整備士の転職は「他業種に転職する人が多い」のが特徴で、整備士の国家資格を持っているのに、全く関係のない職種を選んで就職する人も少なくありません。
自動車整備士はやりがいのある仕事ですが、待遇の悪さから、続けることをあきらめてしまう人も多いと思います。これは残念としか言いようがありません。
さて、転職を考える際には、
でも、まだ決めていないとしても問題ありません。転職エージェントに登録すれば、転職コンサルタントがそのあたりも含めて相談にのってくれるから。
次に転職エージェントについてさらに詳しく説明します。

転職エージェントは整備士の転職成功例を豊富に持っている
転職エージェントはあなたと同様の悩みを持っていた自動車整備士の成功事例や失敗事例のノウハウを蓄積しています。
あなたがどのような転職をすれば成功して、どのような転職なら失敗するのかという点について、実例を持っています。それは、あなたにとって最良と思える転職をすすめるのにあたって、とても重要なことです。
思い切って、自動車整備士として再就職するべきか、他業種に就職するべきかについても、相談してみるのも一つの手法です。
転職エージェントだけが持つ非公開求人
転職エージェントは、自分たちしか知らない求人情報を持っています。
その求人情報は、一般には公開しておらず、企業のホームページやその他のメディアにもどこにも載っていないものです。もちろんハローワークにも。
求人している企業も、確かな人材が欲しいことや、たくさんの応募者をさばくのが大変だという理由で、信頼する転職エージェントにのみ依頼しているケースがあるからですね。
このような非公開求人には、好条件な場合が多く、転職エージェントの最大の魅力は
点であると思います。
この一点からも、転職エージェントを利用しない手はないように思えます。
転職エージェントは会社の内情を知っている
求職者側からすれば、就職しようとする会社はもちろん知らない会社であることがほとんどですが、転職エージェント会社側は、以前から付き合いのある会社であることが多いです。
経営状態や、離職率から人間関係まである程度把握している場合があります。
「募集の内容と会社の実態が違う」など、自分で転職活動をした場合には気づけない点についても加味したうえで、あなたに最良の転職先を見つけてくれるかもしれません。
これはブラック企業に就職してしまうリスクを回避できる事を指します。
転職エージェントのデメリット
これまで説明したとおり、転職エージェントは自動車整備士の転職にとってたくさんのメリットがあります。
しかし、転職エージェント会社や担当の転職コンサルタントによっては、全然希望どおりの企業に転職できなかったなど、かえって良くない方向にすすむリスクを持っています。
こん失敗を防ぐに為にはこのようなサイトで情報収集し、騙されたりしないように、ある程度の知識や流されずに自分の意思を貫く強い意志が必要です。
また、転職エージェントに登録すると、すぐに電話やメールで話が進んでいく可能性があります。
・まだ具体的には考えていなかった
・もう少しゆっくり考えたい
といった場合には、コンサルタントからの連絡を、少々面倒に思うかもしれません。
そうなる可能性がある人は、転職エージェントよりも「一般的な転職サイト」をおすすめします。
完全に自分のペースで転職活動や情報収集が可能です。
一般的な転職サイト
一般的な転職サイトはリクナビNEXT やミイダスがあまりにも有名で、いずれも無料で今すぐ利用することが可能です。
転職サイトは、自らインターネット上で求人検索を行い、自ら応募・面接などを実施していく転職活動の方法です。
こちらは、担当者がつくわけではありませんので、電話などの連絡が来ないため、ゆっくりと自分のペースで転職活動ができます。
転職サイトの利用は実に気軽にできます。今から1時間あれば、かなりの数の求人情報が手に入ります。検索するだけなら、あなたにはなんのリスクもありません。
実際に転職サイトに登録して自動車整備士の求人を検索してみると、次のような求人情報がヒットしました。
・正社員2年目560万(大型系自家工場)
・正社員2年目570万(外車ディーラー)
※今回はリクナビNEXTに登録して検索してみました
転職サイト登録はマストです。一気に全部登録して、ゆっくり検索するといいです。見ているとあっという間に1時間経ちます。
・リクナビNEXT※週2万人以上が登録しているマンモスサイト。転職者の8割が利用。まずはここから登録しましょう。
・ミイダス※44万人が登録中の転職に特化した大手サイト。ここも抑えるべきサイト。
・会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』※日本最大級のハイクラス求人サイト。ハードル高そうですが実はそうでもなく私はずっと登録中。
※ビズリーチは私のおすすめです。具体的には、大手車検チェーンの新規店舗の管理職などの求人が出てきます。
・リクルートエージェント※求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1の転職エージェントサービス。人気です。
・パソナキャリア※各業界・職種毎に専門特化したキャリアアドバイザーと非公開求人1万5000件の大手サイト。
・doda※大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載している転職サイト。日本最大級の求人数を掲載。
まとめ:転職サイトを選ぶポイント
・自分で検索するだけの転職サイトは必ず登録→リスクなし
・実際に転職したくなれば転職エージェントで好条件を探してもらう
・初めてなら大手サイトに登録するのが無難
※気軽に登録ができる転職サイトであれば、複数のサイトに登録することをおすすめします。選択肢が増えれば、良い会社に出会える可能性が高くなります。
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