車の中をWi-Fi環境にする方法として、リチャージWi-Fi を利用する人が増えています。リチャージWi-Fi は2022年6月にサービスを開始した「縛りなし、契約なし、返却なし」の新しいWi-Fi サービスです。
この記事では、車のディスプレイオーディオの使用に相性がいい「リチャージWi-Fi」について整備士ねっとチームが解説します。
車用に利用者が増えている理由がわかります。
リチャージWi-Fi とは
プリペイド式のWi-Fi サービスです
リチャージWi-Fi は、購入した容量分のデータ通信が行えるモバイルWi-Fi で、使い切った後も、容量を追加して何度でも使える、契約のいらないWi-Fi サービスです。
プリペイド式とは
商品やサービスを利用する前にあらかじめ料金を支払って利用するサービス。例えば、プリペイドカードにあらかじめ金額をチャージしておくことで、支払いに使うことができるサービスがあります。
リチャージWi-Fi の主な特徴
- 契約不要の買い切りWi-Fi
- 月額料金0円
- 初回購入時はルーターも購入
- 容量はいつでも追加可能
- 通信速度はそれほど速くない
- 容量単位では割高
- 最大接続台数10台
プリペイド式のWi-Fi がカーWi-Fi におすすめな理由
車内でのWi-Fi は、使う時と使わない時の差が激しいため、毎月一定額の使用料金が発生するサブスクよりもプリベイド式の方がコスパがいい場合が多い
リチャージWi-Fi はプリベイド式であるため、モバイルWi-Fi などと違って月額料金が発生するサブスクではありません。
一般的に、サブスクのサービスには「利用していない分や期間も料金が発生する」というデメリットがあり、車でのWi-Fi 使用にはこのサブスクのデメリットが強く出てしまう傾向があります。
- 家族の夏休みドライブ旅行で、動画コンテンツをたくさん利用したが、他の月ではほとんど使わなかった。
- たくさんデータ通信を使うときと使わない時の差が激しい
- 土日しか車に乗らないため、少しだけ使えればいい
車内でのWi-Fi 使用環境は、このような状況になることが多く、モバイルWi-Fi などの月額料金が発生するサービスの利用は、トータル的にコスパが悪くなってしまう人が多くいます。
プリベイド式であるリチャージWi-Fi は「使った分だけの支払い」であり、なくなったら追加するというシステムなので、無駄なく容量を使い切ることができ、車内での使用に向いています。
リチャージWi-Fi が多少割高であったとしても、使わなかったときも月額料金が発生するモバイルWi-Fi に比べて、トータルコストで有利になることが十分に考えられます。
ただし、上記は車の中だけでのWi-Fi の利用を想定した場合の話（車専用のWi-Fi を購入したい人の話）で、モバイルルーターを持ち歩いて、自宅や他の場所での利用も検討している人はそちらで使用する容量についても併せて検討する必要があります。
リチャージWiFi ２つのデメリット
- 新規購入時の料金が高い
- 一定量使用するならモバイルWi-Fi より割高
1.新規購入時の料金が高い
リチャージWiFi の新規購入時には、モバイルルーターの料金も含まれるので、データ容量に対して料金が高くなります。初期コストがかかります。
なお、追加のチャージをする場合には、容量分の料金のみの料金となります。
2.一定量使用するならモバイルWi-Fi より割高
毎月のデータ使用量が多く一定である場合にはリチャージWi-Fi は割高で、月額料金が発生するモバイルWi-Fi の方がコスパが良くなります。
おすすめモバイルWi-Fi
リチャージWiFi ４つのメリット
- 月額費用なし
- ギガチャージ機能
- 契約・解約・返却不要
- トリプルキャリアに対応
1.月額費用なし
リチャージWi-Fi はプリペイド式であり、月額料金は発生しません。
購入した容量分は最後まで無駄なく使い切る事ができるため、使わなくても料金が発生するサブスクリプションサービスと大きく異なります。
2.ギガチャージ機能
新規購入時の容量分がなくなった場合に、新たにデータ通信量を追加することができます。
チャージできる容量は、10GB・30GB・50GB・100GBと必要な分を選んでチャージすることができ、新規購入時に発生したモバイルルーターの料金がかからないため、気軽にチャージすることができます。
ただし、有効期間が開通日から365日となっているためそれ以上前に購入した容量は使用できなくなることに注意が必要です。
3.契約・解約・返却不要
購入時は、衣類や食品を購入するのと同様に、ECサイトでカートに入れて購入するだけで、面倒な契約手続きはありません。
契約が無いので解約もありません。また、購入時以外に料金が発生することもありません。
初回購入時は、モバイルルーターを購入することになり、モバイルルーターの本体の料金が発生しますが、このモバイルルーターはリースやレンタルではなく、購入なので返却の必要もありません。
モバイルWi-Fi の場合は、解約するとすべて利用できなくなりますが、リチャージWi-Fiは契約ではなく買い切りなので、買った分は最後まで使えて、また使いたくなったら追加購入するなど、便利な使い方ができます。
4.トリプルキャリアに対応
ドコモ、au、ソフトバンクの3つのキャリアを、通信状態によって切り替えて使用することが可能です。
それぞれの通信状態や不具合がに応じて変更することで、いつでもどこでも安定した通信が行なえます。
リチャージWiFi の料金
| 容量 | 新規購入 | 追加チャージ |
|---|---|---|
| 5GB | 11,980円 | ー |
| 10GB | ー | 1,480円 |
| 30GB | ー | 3,280円 |
| 50GB | 23,480円 | 4,980円 |
| 100GB | 25,480円 | 6,980円 |
2023.8月現在の公式サイトの料金です。キャンペーンなど料金が変動していますので、 リチャージWiFi公式サイトで確認してください。
リチャージWiFi購入時のポイント
チャージする場合は公式サイトの利用が必要になるので、最初から公式サイトで購入するのがおすすめ
リチャージWiFiはアマゾンや楽天などのECサイトでも販売されていまが、公式サイトとは支払い方法や、ギガ数が違う場合があります。
また、新規購入分が無くなった後、追加チャージする際には公式サイトの利用が必要なため、利便性や安心を考えて最初から リチャージWiFi公式サイトで購入することをおすすめします。どこから購入しても、新規購入時の価格はほとんど同額です。
リチャージWiFi 購入・利用方法
「カートに入れる」で購入します。あとは、メールアドレスやお届け先、支払い方法を指定して、購入完了です。
支払い方法
- クレジットカード
- コンビニ払い
- 銀行振込
- Amazon Pay
- 他
リチャージWi-Fiは、クレジットカード以外の支払い方法があるので便利です。
利用方法：開通手続き
商品購入後、商品同梱のご利用ガイドに従い、開通手続きを行います。開通手続きには以下の２つの方法があります。
- 公式LINEからの手続き
- 専用フォームからの手続き
以下、公式の開通方法に従い端末情報をなどを入力し開通させます。詳しくは リチャージWiFi公式サイトでご確認ください。
追加チャージ方法
リチャージWiFi公式サイトで、 あなたの必要な容量の 「国内追加ギガチャージ」商品を選択し購入します。あとは、公式ラインなどから入力手続きを行えば追加チャージ完了です。
リチャージWiFi の口コミ・評判
プリペイド型のカーWi-Fi が向いている人
- 週末や長期休みにだけ車を使う人
- 毎月の車の利用に波がある人
- 車専用にWi-Fi 環境を整えたい人
- コスパに関係なく面倒が嫌いで忙しい人
- クレジットカードを使用したくない人
上記のような人にリチャージWi-Fi は向いています。
実は、コスパには関係なく、契約や解約、返却などの手続きが面倒で、プリペイド式のWi-Fi を利用している人が多いようです。
また、公式サイトでの支払い方法は、クレジットカード以外にも数多く対応していますので、クレジットカードを使いたくない・使えない人にも向いています。
「一時的に支払いを済ませて、あとは何も考えずに利用する」このような使い方ができるプリペイド式は、現代のライフスタイルに合っているのかもしれません。
プリペイド型のカーWi-Fi が向いていない人
- Wi-Fi 使用頻度が高い人
- 車以外の場所でもモバイルWi-Fi を使用したい人
毎月のデータ使用量が多く、一定である場合にはリチャージWi-Fi は割高で、月額料金が発生するモバイルWi-Fi の方がコスパが良くなるため、上記のような人には向いていません。自宅にWi-Fi がなく、車内と自宅の両方で使用したいと考える人は、一般的なモバイルWi-Fi が向いています。
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おすすめモバイルWi-Fi
まとめ
車の中をWi-Fi環境にする方法として、リチャージWi-Fi を利用する人が増えています。
今はまだプリペイド式Wi-Fi はそれほどメジャーになっていませんが、これからサービスが増えて利用者が増えると予測されています。
以上、車やディスプレイオーディオとの相性がいい「リチャージWi-Fi」の解説でした。
