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ディスプレイオーディオの通信料はどのくらい?車内Wi-Fiの利用法や節約術を解説

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最近の新しい車では、カーナビではなくディスプレイオーディオが装備されることが増えました。ディスプレイオーディオを初めて使う人の中には、ナビなどを利用した時のスマホ通信料について、不安を抱える人も多いのでは無いでしょうか。

この記事では、ディスプレイオーディオを利用する場合、どのくらい通信量がかかるのか、デメリットはどんなところかについて解説します。

ディスプレイオーディオは通信料がかかる?

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ディスプレイオーディオを利用した場合にはデータ通信料がかかります。

スマートフォンと接続して、ディスプレイオーディオを使用する場合には、スマートフォンの通信回線を介して通信を行うことになるので、スマートフォン側の通信契約によっては、通信料や通信スピードに影響が出ます。

スマートフォンの契約が無制限(使い放題プラン)になっていない場合には注意が必要です。

特にYou Tubeなどの動画コンテンツの利用には多くの大量のデータ通信が行われるため、従量課金制の契約では料金がかさんでしまったり、通信スピードが大きく制限されてしまいます。

動画以外にも、常に通信を必要とするナビゲーション、CarPlayやandroid auto等のアプリは、多くのデータ通信を行っています。

スマートフォンと接続してディスプレイオーディオを利用する際には、スマートフォン側の契約を事前に確認し、必要であれば通信料や通信スピードに大きく影響が出ないように、契約内容を変更する必要があります。

なお、ディスプレイオーディオの使用は、スマートフォンと接続する以外に、車内Wi-FiやモバイルWi-Fiで、スマートフォンのデータ通信料を気にせずに利用する方法があります。

詳しくはこちらの記事に書きました。

>>>車の中でWi-Fiを使う4つの方法/通信量無制限で安いサービスを選ぼう

ディスプレイオーディオでナビアプリを使うと通信量はどのぐらいかかるのか?

ディスプレイオーディオでナビアプリを使う場合の通信量は、使用するアプリや地図の詳細度、使用する機能などによって異なります。 

一般的には、地図データのダウンロードやルート検索など、データ通信を必要とする機能を使用すると通信量が多くなります。

例えば、Googleマップを使って車のナビゲーションを行う場合、通常の地図表示だけであれば、約10MB程度の通信量であることが報告されています。 ただし、ルート検索やリアルタイムの交通情報を表示する場合には、通信量が大幅に増える可能性があります。

具体的には、1時間のナビ利用に必要な通信量は以下のようになっています。

  • 地図データのダウンロード:約30MB程度
  • ルート検索:約10MB程度
  • リアルタイム交通情報表示: 約15MB程度

以上のように、ナビアプリの利用方法によって通信量が異なりますが、ディスプレイオーディオを使ってナビアプリを利用する場合には、通信量に注意して利用することが重要です。

通信料を節約する方法

  1. Wi-Fi環境がある場所で使用する
  2. インターネット接続は必要な時だけ使用する
  3. 通信量の少ない音楽ファイルを使用する

1.Wi-Fi環境がある場所で使用する

Wi-Fi環境がある場所で使用することで、通信料を抑えることができます。自宅や職場などのWi-Fi環境がある場所でスマートフォンを接続して利用することで、車のディスプレイ・オーディオでも通信料を節約することができます。

2.インターネット接続は必要な時だけ使用する

オンラインカーナビゲーション機能や、インターネット接続が必要な機能は、必要な時だけ使用するようにしましょう。これらの機能を常時使用していると、データ通信量が極端に増えます。

3.通信量の少ない音楽ファイルを使用する

音楽をかける場合には、通信量の少ない音楽ファイルを使用することでデータ通信量を節約することができます。 また、スマートフォンに音楽をダウンロードしておくことで、オフラインでも音楽を再生することができます。

通信料を気にしないで利用する方法

mobile WIFI
  1. スマホの契約を無制限(使い放題)にする
  2. 車内専用Wi-Fiサービスに契約する
  3. モバイルWi-Fiを利用する

「2020年自動車メディア利用実態調査報告書」(一般社団法人自動車工業会,2020年発表)によると、車載ディスプレイオーディオの利用者のうち、スマートフォンを介したインターネット接続を行っている人の割合は59.4%で、残りの約40%は車内専用Wi-FiサービスやモバイルWi-Fiなど、スマートフォン以外の通信回線を別途準備して利用していることがわかります。

車内専用Wi-Fiには、トヨタやホンダなど自動車メーカーと契約して利用する方法と、ドコモインカーコネクトなどのサービスを使う方法があります。

モバイルWi-Fiを利用する方法は、持ち運び可能なモバイルルーターを車内に持ち運んで利用します。モバイルWi-Fiは車の中を含めて、自宅やカフェなどどこでも利用できる点が、車内専用Wi-Fiより優れます。

詳しくはこちらの記事に書きました。

>>>車の中でWi-Fiを使う4つの方法/通信量無制限で安いサービスを選ぼう

車のディスプレイオーディオとは?

車のディスプレイオーディオとは、カーナビゲーションやエンターテイメントシステムなどの機能を持った車載用のディスプレイとスピーカーで、動画や音楽、ラジオ、ネットラジオ、音声案内、その他、apple carplay(アップル・カープレイ)やAndroid Auto(アンドロイドオート)などのアプリを利用できる装置のことです。

最近の車では、従来のナビゲーションシステムに代わり、エンターテイメントシステムなどが搭載されたディスプレイオーディオが採用されることが増えています。一部の機種では、音声認識技術によって、音声操作ができるようになっています。

また、新車時に装着されるもの以外に、後付けのディスプレイオーディオも続々と登場しています。

ディスプレイオーディオのメリット

  1. 大画面での情報表示
  2. 多機能性
  3. 高音質
  4. 車内のインテリアに合わせたデザイン
  5. 操作のしやすさ

1.大画面での情報表示 

ディスプレイオーディオは、ナビゲーションや音楽、写真などの多彩な情報を大画面で表示することができます。 これにより、情報をより見やすく、直感的に操作することができますまた、視界を合わせずに情報を表示することができるため、安全運転にも貢献します。

2.多機能性

ディスプレイオーディオには、カーナビゲーション、音楽プレーヤー、Bluetooth接続などの多彩な機能が搭載されています。また、スマートフォンのアプリを操作することもできるため、車内でスマートフォンを操作する必要がなくなり、より安全な運転を実現することができます。

3.高音質

ディスプレイオーディオは、高音質なオーディオ機能を備えており、高音質な音楽を楽しむことができます。また、Bluetooth接続を利用してスマートフォンから音楽を再生することもできます。

4. 車内のインテリアに合わせたデザイン 

ディスプレイ オーディオは、車種や車内のインテリアに合わせてデザインがカスタマイズされており、車内の雰囲気に合わせたデザインが選べます。

5.操作のしやすさ 

ディスプレイオーディオは、直感的なボタンで操作することができ、スムーズな操作が可能です。また、声で操作することもできるため、手を離さずに操作することができます。

以上のように、ディスプレイオーディオには多彩な機能が期待されており、直感的な操作や高品質な音楽再生など、快適なドライブを実現するためのメリットがあります。

ディスプレイオーディオのデメリット

  1. 取り付けが困難
  2. スマートフォンが無いと使えない
  3. 車内専用Wi-Fiなどの通信料

1.取り付けが困難

後付けのディスプレイオーディオの場合、車種によっては、取り付けが難しい場合があるため、専門店での取り付けが必要な場合があります。

2.スマートフォンがないと使えない

ナビアプリなどの利用には、スマホとの連携が必要なため、スマホを持っていない場合は利用できない場合があります。

3.車内専用Wi-Fiなどの利用料

車載用の通信サービスを利用する場合、通信料がかかるため、コストがかかります。

以上が、ディスプレイオーディオのメリットとデメリットです。

まとめ

ディスプレイオーディオは従来のナビゲーションに比べて、高機能でありエンターテイメント性に優れているので、利用者が増えています。

しかし、ディスプレイオーディオの利用には通信料がかかるため、スマートフォンの契約を無制限(使い放題プラン)にするか、車内専用Wi-Fiサービス、またはモバイルWi-Fiを利用することをおすすめします。

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