この記事では、現在自動車整備工場の間で、利用者が増えている自動車整備・車販管理ソフト「CarRide(カーライド)」について整備士ねっとチームが紹介します。CarRideはあなたの悩みを解決できるソフトかもしれません。
CarRideが注目される理由・6つの特徴
- 無料版が使える
- 有料版が安い
- クラウドシステム
- 長期契約縛りがない
- 操作性の良さ
- 導入コストが安い
CarRideが注目されている理由は、他のソフトと比べて魅力的な6つの特徴があるからです。
1.無料版が使える
CarRideは今すぐ無料版が使える
2021年8月、CarRideは無料版をリリースし、業界関係者の間でも大きな話題になりました。自動車整備専用のソフトで、無料・フリーソフトはあまり存在しません。
無料版は、有料版の一部機能が制限されますが、これまで自動車整備に特化したソフトを使用したことがない人にとっては、驚きの機能になると思います。
また、現在別のソフトを使っている方も、試しに無料で使ってみることができるため、しっかりと比較・検討することができます。
整備ソフトに悩んでいる方は、とりあえず無料版を使ってみて、CarRideの感触を確かめるべきです。無料版ならノーリスクです。(無料版の利用方法はページ下部)
無料版と有料版の違いについてはこちらをご確認ください。
2.有料版が安い
利用料金が破格の安さ
CarRideはこれまでの常識をくつがえす料金設定で、整備ソフトをこれまで使いたくても使えなかった事業者さんにとっては、救いの手になりそうです。場合によっては従来サービスの料金の1/4以下になります。価格破壊です。
基本料金
契約期間 | 月額料金 |
---|---|
月契約 | 7,000円/月 |
年契約 | 72,000円/年(月額換算6,000円/月)※ |
※一括前払い
3.クラウドシステム
CarRideはクラウドシステムを採用
- 専用PCを新たにリースしたり買う必要がない→今あるPCやタブレット、スマホも使える
- 大事なデータを安全に守れる→PCなどが壊れてもデータには何の問題もない
- 複数の端末で操作できる→社長の自宅デスク、整備士用のタブレット、営業マンが持ち歩くタブレット
- インターネット環境があれば、作業する場所を問わない→出先で見積もり書作成など
会計ソフトのマネーフォワードやfreeeなどが次々とクラウド型に移行するなど、世の中の多くのシステムがクラウド型に移行しています。
また、ビジネスシーンのみならず、個人的な写真や動画データの保存など、みなさんの生活にも浸透しつつあるクラウドシステムですが、意外に整備ソフト業界ではすすんでいません。整備ソフトでクラウド対応しているソフトは少なく、対応していたとしても一部機能のみという場合が多いです。
そんな中で、CarRideは全ての機能がクラウド管理されます。
クラウドはこんな時に便利
- ちょっとした作業をするために会社に戻らなければならない
- お客様に「出先なので会社に帰ってから連絡する」と返事をしなければならない
例えばこんな時、クラウドシステムのCarRideならあっさりと解決します。
家にあるPCや手元のスマホで作業したり、データ照会することができます。わざわざ時間とお金を使って会社に戻る必要がありません。従業員も同様です。
クラウドシステムは、毎日の仕事の方法を変えることができる、画期的なシステムです。
クラウド型ソフトは、便利なことはもちろん、結果的にコストを抑えられるのが魅力です。これから整備ソフトを導入するなら、クラウド型ソフト一択です。
iPhone、android スマホなど、あらゆる端末に対応しています。スマホで作業できる整備ソフトは他にほとんどありません。
4.長期契約縛りがない
CarRideは契約期間の縛りなしで月契約から可能
大手整備ソフトは6年契約がスタンダードですが、CarRideは月契約が可能です。長期の契約期間縛りは、企業にとってデメリットでしかありません。
スマホも契約期間縛りが無くなっている時代です。CarRideの縛り無し月契約というのは時代の流れに合っています。
5.操作性の良さ
CarRideは操作性が抜群
CarRideは現代の数多くのソフトが採用する管理画面デザインとなっていて、違和感なく直感的に操作できます。
- 1つの作業をするのに、画面を行ったり来たりする必要がない操作性の良さ
- わかりやすい管理画面
実際のCarRide操作画面
実際に、お客様情報の入力や、車両入力、入庫予定入力など、基本的な作業は説明がなくても簡単にできます。
導入を検討する場合には、無料版を使って、実際に操作してみることをおすすめします。
6.導入コストが安い
CarRideは登録料無料で、PCやタブレットがあればすぐに利用できる
CarRideは、有料版を利用するときにも登録料は無料です。
また、クラウド型なので、手持ちのパソコンやタブレット、スマートフォンなどを利用すれば、新たに端末を準備する必要がありません。新規ソフト導入時のコストやリスクがとても少ないことも、人気の大きな理由です。
さらに、帳票・記録簿をコピー用紙に印刷できるので専用紙の購入が不要になります。これまで、複写式の記録簿を購入されていた方は、用紙代のコストを大幅に削減でき、ドットプリンターも不要になります。
通常は、自動車整備ソフトの新規導入時、ソフト会社によっては初回登録料やPC・タブレットなどのリース契約など、様々な費用が月額料金とは別に掛かります。
人気YouTuber 「森本モータース様」の推奨ソフト
CarRideは自動車整備業界でインフルエンサーとなっている森本モータース様が利用していることでも有名です。森本さんの評価はこちらで確認できます。
【作業効率アップ】新しく導入した整備ソフト「CarRide」の紹介!Vlog505 – YouTube
CarRideのデメリット
担当営業マンなどの訪問サポートが無い
CarRideには、一部の大手ソフト会社にあるような、新規導入時の訪問サポートがありません。
「訪問」サービスによる手厚いサポートを期待する人は注意が必要です。
ただし、電話・チャット・zoomによるサポートがあり、システムのアップデートは自動的に行われますので、それほど心配する必要はありません。
CarRideの評判・口コミ
CarRideの評判・口コミをいくつか見つけましたので紹介します。
今までは月3万円の他社ソフトを使っていたけどCarRideは月6千円から。最初は「本当にこんな安くて大丈夫?」と思ったけどスゴく使いやすいです。もう本当に感謝です。
スマホで使えるのはCarRideさんだけ。陸運局での待ち時間に見積書を作れるから助かってます!
エクセルでの事務作業に限界を感じていたときにCarRideを見つけました。CarRideで事務作業を簡略化できて売上を伸ばすことに頭を使えるようになりました。先月から整備士を1人雇って事業を拡大中です!
CarRideって何?
元々は福岡の指定整備工場が、自社の為に作った整備・販売管理ソフト
実際に整備工場を経営する社長さんが設計して、優秀なエンジニアさんが開発したというから驚きです。
詳しくは、CarRide公式webサイトに開発ストーリーが掲載されていますが、とても興味深い内容です。
CarRideの機能
- 顧客・車両管理
- 整備管理
- 車販・買取管理
- 帳票・書類作成
- 特定整備記録簿作成
- 宛名印刷
- 売上・売掛金・入金管理
- 車両貸出管理(代車・レンタカー)
有料版のCarRideは大手整備ソフト同様に、整備工場で必要な業務のほぼ全てに対応しています。
上記機能はそれぞれに料金が掛かるオプションではなく「基本機能」なので、全て基本料金(月額6000円〜)に全て含まれていることもとてもわかりやすく、他のソフトと違う点です。
なお、「指定整備記録簿」のオプションを追加することで、検査時の記録簿作成ができます。また、継続検査OSSは外部システムやスマート継続OSSシステムと連携が可能で、これらの機能を利用することで、指定工場の業務に対応します。
CarRideの料金詳細(有料版)
基本料金
契約期間 | 月額料金 |
---|---|
月契約 | 7,000円/月 |
年契約 | 72,000円/年 (月額換算6,000円/月) ※ |
※一括前払い
オプション料金
オプション | 料金 | 機能説明 |
---|---|---|
データ移行 | 40,000円~(要見積) | 他社ソフトからCarRideに「顧客データ(氏名・住所など)」「車両データ(車種・車台番号など)」を移行できます。「入庫履歴データ」は移行できません。 |
同時操作 | 1台追加ごとに+5,000 円/月 | 複数の端末から同時に操作できるようになります。(時間をずらして操作する場合はオプション不要) |
標準作業点数 | +3,000 円/月 | 日整連の標準作業点数表から作業を選択するだけで、「作業名」「工数」「作業代」を自動入力できます。 |
純正部品価格 | +4,000 円/月 | 純正部品価格表から部品を選択するだけで、「部品名」「部品数」「部品単価」を自動入力できます。 |
指定整備記録簿 | +5,000 円/月 | 指定整備記録簿を作成してA3コピー用紙に印刷できます。様式は都道府県問わず対応。見積書連動機能や一括入力機能などにより、手書きでの作成と比べて大幅に時間を削減できます。 |
会計ソフト連携 | +3,000 円/月 | CarRideから会計ソフトにデータ連携することで、仕訳入力の手間を削減します。 |
詳細分析 | +3,000 円/月 | 整備・車販の実績を詳細に分析できます。スタッフ別の集計も可能なため、賞与算定にもご活用いただけます。 |
整備提案 | +3,000 円/月 | 提案して受注に至らなかった作業データを元に、入庫促進・客単価アップを行えます。 |
工程管理 | +5,000円/月 | スタッフごとの作業スケジュールを管理することで、工場全体の生産性を向上させます。日表示と週表示の切り替えにも対応。 |
部品在庫管理 | +3,000 円/月 | 在庫数管理、整備見積、車販見積、棚卸し、不足部品の発注を効率化します。 |
レンタカー書類 | +3,000 円/月 | レンタカー事業で必要となる書類を作成・印刷できます。(請求書・領収証・貸渡証・貸渡簿・貸渡実績報告書・配置車両数一覧表) |
ネット予約 | +3,000 円/月 | 顧客がスマホやパソコンで24時間いつでも入庫予約できるようになります。CarRideで予約ページを作成する方法と、既存のホームページに予約機能を埋め込む方法があります。 |
参考:整備ソフトのコスパ
- 月額 3万円の整備ソフト:年間36万円
- 月額 6000円のCarRide:年間 7.2万円
その差は年間約28万円、それを5年続けると、140万円の差になります。
140万の経費というのは、車検で言ったら30〜50台、中古車なら5~10台の利益になるかもしれません。
中には、年間50万円以上の整備ソフトを契約をしている整備工場も数多く、そのコストは整備工場の経営を必要以上に圧迫している可能性があります。また「整備ソフトが高すぎる」と感じている整備工場経営者は非常に多くいることが知られています。
仮に、これまで大手整備ソフトと契約していた整備工場が、CarRideに乗り換えた場合は、経費を大きく削減することができ、これまでできなかった設備投資などが可能になるかもしれません。
CarRideは、整備ソフトに価格破壊を起こして、整備業界に新しい価値感を生み出すパイオニアとなる可能性があります。
CarRideのアップデート
CarRideは、ソフトを年間50回もアップデートしています。
アップデート履歴を見ると、実際に使っている現場の意見をリアルタイムに反映させています。新しいサービスですが、これからも時代に合わせてどんどん良くなる可能性が高いです。
CarRide無料版利用方法
CarRide公式webサイトで無料版に申し込みし、その後、すぐにメールにてログイン情報が返信され、ログインできるようになります。
CarRide公式webサイトページ上部に、無料版申し込みフォームがあります(上記画像参照)。
店舗名、電話番号、メールアドレスを入力するだけで、無料版に申し込むこみます。
申込後は、メールでログイン情報が送られて来ますので、すぐにログインしてCaRideが使用できます。自社に合わないと感じたら、使用をやめても問題ありません。もちろん料金は発生しません。
整備管理ソフトは、整備工場の経営を大きく左右するツールなので慎重に検討しましょう。
まとめ
自動車整備工場の経営には、見積書作成・請求書作成・記録簿作成・売上管理・顧客管理など、整備業界特有の日常業務がたくさんありますが、今では、全てを連携させて一元管理できるソフトを使っている整備工場が多いです。
しかし、自動車整備に特化した管理ソフトは月額数万円の価格帯が一般的なので、経営の大きな負担になっていたり、小規模な整備工場ではなかなか導入できないという現実があります。自動車整備工場の経営者さんや実際に働いている人は、多かれ少なかれ、整備管理ソフトについて悩みを持っていることが多いようです。
自動車整備・車販管理ソフトのCarRideは、利用料金が格安でありながら、最新のクラウドシステムで使いやすく、現在利用者がどんどん増えています。
また、2021年8月には無料版もリリースされ、さらに利用者が増えていますので、いずれは整備業界のスタンダードになるのかもしれません。
以上、自動車整備・車販管理ソフト「CarRide(カーライド)」が注目される理由でした。