自動車の整備を整備をしていると、配線に配線を割り込み・分岐したい場合が数多く出てきます。そういった、用品取り付けなどの際に必用な、自動車用電気配線の接続テクニックを動画でいくつかご紹介します。
- もともとある配線に違う配線を割り込ませたい
- もともとある配線から分岐して電源を取りたい
- 1本の配線を3つ又、4つ又に分岐したい
こんな人向けです。
この記事は、10年間国産車ディーラーで働いていた一級自動車整備士による動画解説です。
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目次
ハンダ付けによる配線の割り込み・分岐方法
ハンダ付けによる配線修理方法は、昔からよく行われており、一般的な修理方法といえます。
一方で、ハンダを付ける技術によっては、確実に修理できない場合があることと、ハンダごてやハンダが無いとできないので、準備が多少面倒であることが欠点です。
また、車の中で作業できないなどの欠点もあります。
それでは動画をご覧下さい。
ハンダ付けによる配線の割り込み方法の動画
ハンダとハンダゴテ
スプライスによる配線の割り込み・分岐方法
現在は、ハンダ付けせずに、簡単に配線を繋ぐ方法がたくさんあります。
その中でも、最もおすすめしたい方法がこのスプライスによる割り込み・分岐方法です。
特に動画の後半に出てくる、ギボシの端子を加工して使う三又の作り方が面白いと思います。
安価で誰でも簡単にできる方法で、私が多用している方法でもあります。
ぜひ参考にしてみてください。
スプライスによる配線の割り込み方法の動画
スプライス
エレクトロタップによる配線の割り込み・分岐方法
ハンダを使わない接続方法のなかでもっとも簡単に、プライヤー一つで誰でもできる方法がこれです。
しかし、このエレクトロタップを使用した方法は、デメリットがたくさんありますので、よく理解したうえで使用してください。
エレクトロタップによる配線の割り込み方法の動画
エレクトロタップ
以上、自動車整備士による配線の割り込み、分岐方法でした。