- 自動車整備士からの転職には、どんな転職先があるのか知りたい
- 整備士の資格・経験が活かせる仕事・職業が知りたい
- 転職のリスクやメリットについて把握しておきたい
- 現在の転職活動方法についてしっかりとした情報が欲しい
自動車整備士から異業種などに転職したいと考える人はとても多く、かつては私もその一人でした。その後、思い切って転職し、今は自動車関係の別の仕事に付きながら、このサイトを運営しています。私の場合、転職が成功してウソのように人生が変わりました。
しかし、転職には大きなリスクも伴います。たくさんの情報を入手し、転職で失敗しないようにしなければなりません。
この記事では、10年間のディーラー整備士を辞めて転職した私の経験を踏まえて、自動車整備士の転職先、転職のリスク、転職活動の方法など、自動車整備士の転職について、いろんな角度から深堀りします。
この記事を読めば、転職で成功するために、今自分が何をすれば良いのかがわかります。ぜひ、転職成功への糸口を見つけてください。
この記事を書いた人:きりん
元ディーラーの一級整備士で整備士ねっと管理人です。自動車整備業界に長く携わり、現在は整備業界のコンサルなども行っています。twitterでたくさんの整備士さんや業界の人と繋がっているのでチェックしていただけるとうれしいです。(seibisi_net)
整備士におすすめの5つの転職先
- 製造業(工場勤務)
- 損保アジャスター
- 先生や講師
- 自動車の営業職
- ドライバー
自動車整備士からの転職先としておすすめは上記5つです。
転職するのであれば、自動車整備士の資格や経験・能力が活かせる職業が理想的です。転職活動にも有利に働き、最初から待遇を上げてもらえる可能性もあります。そのような、おすすめの転職先を5つリストアップしました。
1.製造業(工場勤務)
自動車整備士は、機械・工業製品・機械のメンテナンスに対する基礎知識を持っている
例えば、製造業において普通の高校を卒業した18歳と、自動車整備士の経験があるあなたは、どちらが即戦力になるでしょう。答えは歴然ですね。あなたです。就職の際に有利に働くことは間違いありません。
自動車整備士は元々、車の他にも機械類が好きだったり興味がある人が多いです。製造業に就職することで、「ものづくり」に対する新しい興味が湧くことも多いようです。「製造業は経験がないし、一からのスタート」と思う方も多いですが、そんなことはありません。整備士の経験は必ず役に立ちます。
また、自動車メーカーやサプライヤなど、日本は自動車に関係する製造業の企業が実に多く、思わぬところで整備士の経験が発揮できる場面があります。
製造業の企業をねらって就職活動するのはおすすめです。実際に、自動車整備士から製造業に転職する人は多く、私の知り合いにも多くいます。
工場求人ナビは全国に拠点を持つ日総工産が運営する、工場の求人に特化した人材サービス企業です。トヨタ、ホンダ、いすゞなどの自動車メーカーの他、デンソー、アイシン、ジャトコなどのサプライヤや、ブリジストン、東芝、NGKなど自動車関係の大企業も勢ぞろいしています。
>>>工場求人ナビ
2.損保アジャスター
自動車整備技術と資格・知識を最大限生かせる職業
損保アジャスターとは、事故を調査し、保険金支払い金額(修理費用)を算出する職種です。一言でいうと”事故調査のプロフェッショナル”です。まさに自動車整備技術を最大限生かした職業と言えます。
自動車整備士の転職先として有名であり、高収入が望める職種でもあります。
また、雇用する側(保険会社など)は、求人の募集条件に”2級自動車整備士資格以上”などと、整備士の資格を求めているケースも少なくなく、求められているのは自動車の整備に精通した人です。
求人情報の少なさや、仕事の大変さ、勉強の大変さなど、インターネット上に様々な情報が載っていますので、興味のある人は調べる価値ありです。
関連記事>>>整備士の転職【損保アジャスター】は資格や経験が役に立つ
3.先生や講師
自動車整備技術と知識を最大限生かせる職業
自動車整備に関する先生や講師の仕事は、自動車整備技術と知識を最大限生かすことができます。
具体的には次のような職業があります。
- 高校の自動車整備科の先生
- 整備専門学校・大学校の先生
- 整備振興会の講師
- 自動車メーカーの研修所の講師
- 保険会社の自動車関係講師
- 刑務所等の刑務官兼講師
これらの職業は、人に教えたり、勉強することが好きな人にとってはいい仕事だと思います。しかし、極端に求人情報が少ないので、求人情報をタイミングよく見つけられるかが重要となります。
とりあえず、下記のような大手転職(求人)サイトで検索してみると良いですが、探すのが難しい場合は、後述する転職エージェントサービスで担当者に探してもらうという方法があります。
>>>リクナビNEXT ※無料最大級転職サイト
4.自動車の営業職
自動車整備技術と知識を最大限生かせる職業
これは説明する必要がないですね。新車販売であっても中古車販売であっても、自動車整備士の経験は大いに役に立ちます。”整備のことまで詳しい営業マン”というのは、企業にとってもお客様にとっても、とても価値が高いです。
また、自動車の営業職は、自分の頑張りがそのまま結果につながる職業なので、人によっては大幅に収入が増える可能性を持っています。
さらに、整備士と違って、営業職は高齢になっても問題なくできます。むしろ歳を重ねることで、たくさんのお客さんが増え、収入が増える可能性があります。将来的には自動車業界で独立できる可能性も高まり、対人関係が得意な人は、考える価値ありです。
5.ドライバー
整備士が持つ自動車全般の知識が役にたつ職業
トラックのドライバー、バスのドライバー、タクシーの運転手などは、自動車の知識や整備知識があると役に立ちます。企業から見ても、整備士の資格や経験を持つ人は、とても価値が高いと言えます。
大きな運送会社、バス会社、タクシー会社などでは、自社工場がある場合もあり、そのような企業では整備士の資格手当などがあるかもしれません。
特に、現在運送業界はドライバー不足なので、高待遇が期待できます。大型運転免許を持っている自動車整備士さんは、トラックやバスのドライバー職にはすんなり就職できる可能性が高く、収入が上がる可能性が高いかもしれません。
2つの新しい整備士の働き方
- フリーランス整備士
- 派遣整備士
異業種や別の企業に転職するのとは別に、最近増えつつある、新たな自動車整備士の働き方を2つ紹介します。
1.フリーランス整備士
出張整備の企業に登録して、フリーランス(個人事業)で自動車整備を仕事にする整備士が話題になっています。
具体的には、Seibii(セイビー)、ミツモア、暮らしのマーケットなどの出張整備サービスに登録して働く整備士のことです。いわば、自動車整備版の Uber Eats のようなものです。登録した企業からあなたに依頼があれば、お客様の希望の場所へ行きオイル交換などの作業を行い、企業から報酬を得ることになります。
整備工場を立ち上げるには、設備投資などの初期投資が必要ですが、出張整備士であれば、工具などを自分が持つものを使って、ほとんど資金をかけずに始めることができるため人気が出ています。
土日などの開いている時間を使って、副業や小遣い稼ぎとして登録している人も多いですが、都心部や大都市では、複数の企業に登録して仕事をこなすことで、それだけで生計を立てる人もいるようです。
近年登場した自動車の出張整備や、出張整備士については話題になることが多く、ツイッターなどでも、実際に登録している人の情報が頻繁に飛び交っていますので、気になる人はチェックしてみると良いです。また、出張整備の詳細は出張整備専門に事業を展開するSeibiiのwebサイトで確認してください。
関連記事>>>出張整備 Seibiiの評判・口コミは?なぜセイビーが人気なのか
2.派遣整備士
整備工場などの企業とは直接雇用関係を結ばず、人材派遣会社と雇用関係を結び、半年・一年契約などであちこちの整備工場で整備士として働く派遣社員の自動車整備士が登場しています。
派遣整備士の特徴は以下です。
- 比較的給与が高い(直接雇用より高いことも多い)
- 責任がなく楽
- 勤務時間、残業、休日など労働時間条件が良い
- ボーナスなどがない!?
- 将来性がない!?
派遣社員として整備士をすることが「自分に向いている」と感じる整備士さんもいるようです。
派遣整備士についてはこちらの記事でまとめています。
>>>整備士が派遣会社に転職する理由【派遣整備士は給与が高い!?】
自動車整備士として再就職する3つのメリット
- 転職しやすい
- 新しい仕事に慣れる・覚える苦労が少ない
- 整備士の待遇が向上している
現在自動車整備士の人は、自動車整備士としての再就職について、あらためて客観的に整理してみましょう。
自動車整備士の資格、経験といったスキルを活かして転職するのであれば、他業種よりも他の自動車整備工場に転職することが転職に最も優位に働きます。特に、1級・2級自動車整備士の資格や、自動車検査員の資格を持っている人であればなおさらです。
新しい仕事に慣れる・覚える苦労が少ないことも大きなメリットです。自動車整備の仕事であれば、どこに転職しても仕事内容にそれほど大きな違いはなく、他業種で新人から始めるより圧倒的に楽に始められるでしょう。
さらに、自動車整備士は人材不足が顕著であり、全国的に求人があふれ待遇も大きく上がっています。将来的にも、専門知識を持つ自動車整備士の価値は不変だと言われており、このことは頭に入れておいた方が良いです。
自動車の進化はめざましく、一度、整備士の仕事を離れてしまうと、離れた期間によって復帰が難しくなる可能性もあります。
別ジャンルの整備士も検討する価値あり
自動車整備工場はさまざまで、取り扱い車種も会社によって大きく違います。例えば、大型車や建設機械などを取り扱う工場は、会社の規模が大きい傾向があり、大企業も多く、給与・福利厚生などが充実している企業も多いです。
そういった意味でも、これまでと違う系統の職種にチャレンジするのも有りです。
整備工場の種類
- 小型車
- 大型車
- 輸入車
- 重機・建設機械
- フォークリフト
- レンタカー
- ディーラー
- 板金工場
- 車検チェーン店
- カー用品店
- ガソリンスタンド
自動車整備士の待遇改善
整備士の待遇改善がすすんでいます
現在、自動車整備業界はこれまでに無い人材不足の問題を抱えています。人材不足にともない、整備士の待遇改善がすすんでいて、ここ数年で平均所得が他の業種よりも大きく上がっている事実があります。実際に、自動車整備士の求人はとても多く、たくさんの整備工場から好待遇な企業を選ぶことができます。
ディーラーも例外ではなく、専門学校を卒業しなければディーラーには就職できないといった、かつての神話は多くのディーラーで崩壊し、以前ではあまり見られなかった中途採用も激増しています。
そして、その傾向は都会に行けば行くほど強く、例えば東京で自動車検査員の求人情報を探すと、驚くほど好待遇の求人があります。
自動車整備士という仕事自体が嫌でなければ、自動車整備士の求人情報を転職サイトで一度チェックすることをお勧めします。以前よりも魅力的な求人が数多くあると思いますので、再考の価値ありです。
参考:自動車整備士の年収
自動車整備士の年収は、10年働いても300万円〜400万円程度
厚生労働省の調査でも、420万円(36.7歳)と調査結果が出ています。(平成29年賃金構造基本統計調査)自動車整備士の離職原因は、給与の低さが一番の原因と言われています。
確かに他の業種から比べても低い水準であり、国家資格制度や仕事の内容から考えても、年収が低い職業と言わざるを得ません。この現実は受け入れなければなりません。
しかし、中には従業員で有りながら600万円以上の年収がある自動車整備士もいることから、会社や地方によっても大きな差があるのでしょう。
詳しくはこちらの記事に書きました。
関連記事>>>自動車整備士の給料・年収の実態/元整備士が令和3年のデータと給与明細を解説 】
参考:自動車整備士の転職・退職理由
- 賃金の条件がよくなかった
- 労働時間の条件がよくなかった
- 休日・休暇の条件がよくなかった
- 自動車整備業を続けていくことに対して魅力・安定性を感じなかった
- 賞与がなかった・少なかった
※出展:自動車整備人材の確保・育成に関する検討会報告書(2016.4)
自動車整備士であれば、自分にも当てはまることが多いのではないでしょうか。
詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでください。
自動車整備士4つの転職メリット
ここで、自動車整備士が転職するメリットをあらためて考えてみましょう。
- 収入が増える可能性がある
- 新しい人間関係を作れる
- 新しいキャリアを積む事ができる
- 視野が広がる
転職経験のある管理人は、3と4のメリットが思った以上に大きかったと感じています。
1.収入が増える可能性がある
別の整備工場に行くとしても、他業種に転職するにしても、給与が高いところを選んで就職すれば、収入は増えます。今より給与の高い求人に絞って、就職活動をすれば良いだけです。
「そんなに甘くない」と、私も思いますが、今の会社ですぐに収入を増やすことの難しさに比べ、転職はその可能性を持っていることには違いありません。
2.新しい人間関係を作れる
「給与の低さ」が、よく話題になる自動車整備士ですが、意外にも自動車整備士の転職理由で多いのが、「人間関係の悩み」です。
具体的には先輩や上司のパワハラが多いようです。SNSなどの投稿を見ると、特に地方ディーラーに多いような印象を受けます。家族経営の整備工場のワンマン社長も数多く当てはまるかもしれません。
転職は人間関係の悩みを一気に解決でき、ストレスから開放される可能性を持っています。
3.新しいキャリアを積む事ができる
転職は今の会社でついてしまった周りからのイメージ、会社や上司の評価をリセットし、新たなキャリアをゼロから積むことができます。自分の評価を簡単に変えることができます。
また、自分の能力や整備士としての技術的な能力も高めることができます。
例えば、ディーラーから民間の整備工場に転職すれば、重機、大型車、二輪車など、取り扱う車種の幅が広がります。指定工場から認証工場に転職すれば、持ち込み検査や登録手続きのノウハウを得ることができます。
自動車整備士として、スキルアップできることは間違いありません。仮に、独立を目指すならこういった経験は必ず役に立ちます。
自動車整備士を辞めて、違う業界に転職するとなれば、もう見るもの触るもの全てが初体験となる新しい世界です。
自分の人生を大きく変えるような「人」や「仕事」や「夢中になれること」など、今の会社では得られないような大きな価値を得られる可能性があります。
転職で得た能力
私の場合、自動車整備士を辞めて違う職種についていますが、パソコンで仕事をする機会が極端に増えました。
それまで無知だったパソコンのこと、インターネットのことなどの、ITに触れることができ、今ではこのサイトを立ち上げるまでになりました。ディーラー転職士を継続していたらあり得なかった未来です。
転職は、私に新たなキャリアやスキルを身に付けさせたと同時に、好きなことに巡りあうチャンスをくれました。
4.視野が広がる
転職すると、今の会社の良い点・悪い点にすぐ気がつきます。転職することで、会社を客観的に見る能力が自然に養われるからです。
私は「この会社はここが良い所でここが悪い所だな」と即答できます。逆に「以前の会社は、こういう良い点がたくさんあったんだな」と思うことも日常茶飯事です。おそらく、転職した人は必ずそうなります。
転職は、知らず知らずのうちに自分の視野を広げ、人間的に成長させることに繋がります。
視野が広がれば、自分を広い世界から客観的に見つめ、何事にも正しい選択をしやすくすることができるようになります。
視野を広げ、冷静に、総合的に、客観的に見ることができる能力は、生きる上で、とても大事な能力です。
転職した人が輝いているように見える!?
転職した元同僚と話したときに、懐が深くなったような、余裕ができたような、大きくなったような、そんな印象を受けることがありませんか?
その不思議な感覚は、自分が転職したらわかったような気がします。転職は、人間的な成長が必然で、だからこそ転職自体を後悔する人が少ないのかもしれません。
自動車整備士の4つの転職デメリット
- 問題が解決されない可能性がある
- 退職金や企業年金が減る可能性がある
- 新しい仕事・職場に慣れる苦労
- 一時的にお金が無くなる
転職には多くのデメリットがあります。あらためて確認しましょう。
1.問題が解決されない可能性がある
特に人間関係に悩みを持ち転職をする場合、新しい会社の人間関係が今より良くなる保証はありません。
会社内の人間関係は、実際に就職してみないとわからないのが現実です。
また、給与待遇や休日・残業についても、求人票に書かれていることと実際の状況が違っている場合などもあり「さらに酷いブラック企業に就職してしまった」というような失敗をしてしまうリスクがあります。
再就職先へのこのような不安は、転職を考える人なら誰でも考えることです。
リスクを減らす方法(必須)
とにかく調べる
最終的な決断をする前に、新たな転職先を徹底的に調べることが重要です。運を天に任せてはいけません。
- 転職先を徹底的に調べる
- 大手転職サイトを活用する
ネットやSNSなどで評判などを調べたり、実際に職場を覗いて見ることをおすすめします。整備工場への再就職であれば、整備工場の外観を見ただけでも、整備士のあなたならいろいろなことがわかるはずです。
また、大手転職サイトを活用することで、ブラック企業に就職してしまうリスクを減らすことができます。
転職サイトの中には、実際に担当者があなたと相談し、あなたに合った職場を探してくれるような「転職エージェント」と呼ばれるサービスもあり、あからさまなブラック企業を回避できます。
こういったサービスをうまく利用しながら、とにかく転職先の情報を入手することで、ブラック企業や自分に合わない企業に就職してしまうリスクを減らすことができます。
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2.退職金や企業年金が減る可能性がある
転職すれば、退職金が減る可能性が高い
これは、家庭を持っていたり、長く働いている人にとってはとても重要な問題です。
とりあえず、今の会社で長く働いている人は、このまま働き続けると、退職金がいくらもらえるのかを調べてみましょう。これは自分の人生においてとても大事なことなので、必須です。
3.新しい仕事・職場に慣れる苦労
環境が変わったり、新しいことを始めれば疲れます。新しい職場が与えるストレスは誰にでもあります。私の場合、転職によって急に女性と話すことが多くなり、コミュニケーションに戸惑うことが多々ありました。自動車整備士時代はやはり男社会でしたので、慣れておらず何度も失敗しました。
4.一時的にお金が無くなる
転職する際には、2つの職場のつなぎ目に、空白期間ができることが多いです。その期間はもちろん収入がなくなります。
その他、転職活動にお金が掛かったり、ボーナスを貰いそこねたりしますが、家賃やローンなどの固定費が発生するので、一時的にお金は無くなります。
金銭的に、スムーズに転職するための計画や方法が大事ですが、やはり転職の際にはある程度お金が必要です。それは覚悟しなければなりません。
離職から再就職までの空白期間の出費が大変
私の場合は、仕事を辞めてから次の仕事に行くまでに2ヶ月間くらい間が空きました。その時の支払いで最もきつかったのは年金と健康保険の支払いです。家族全員分2ヶ月で合わせて15万円以上になり、やっぱり仕事をしない事は大変なことだと感じました。
転職成功は求人情報を見ることが第一歩
- 今ではないが、いずれ転職したいと考えている・悩んでいる
- 良い企業からアプローチがあれば転職を考えてもいい
上記のように考え、モヤモヤと日々を過ごす人も多くいます。
もちろん、転職には不安やリスクが常につきまとい、特に、家庭のある男性整備士であればなおさら不安や恐怖と戦わなくてはなりません。そのような不安や恐怖から、なかなか転職活動に踏み切れないでいる人も多いのではないでしょうか。
しかし、やはりそのような状態では何も改善されません。転職の話は、自分から動かない限り、そうは沸いて出てくる話ではないのです。悩まずなんらかの行動に移すべきです。
幸いに、現在はインターネットを利用して誰でも簡単に求人情報を収集をすることができます。自分にどのような条件の転職先があるのか、自分の客観的な価値はどのくらいなのかを調べることができます。
転職(求人)サイトで求人情報を検索する
スマホで求人情報をながめるだけなら、ほとんどリスクがありません。あまりよい感触が得られなければ、転職しないのも良し、うまくやれそうな感触を得られれば、本気で考えるのも良しです。
過去の自分のように、デメリットや失敗を意識しすぎて何も行動に移さないのはダメです。何も解決せず時が経つだけです。
自動車整備士の4つの転職活動方法
- 転職サイト→最も手軽
- 転職エージェント→高待遇に期待
- 知人・友人の紹介
- ハローワーク→あまりおすすめしない
昔に比べ、現在は、どの職種においても転職希望者が増え、転職成功率も上がりました。
そんな現在の転職活動は、インターネット上のサービスを利用する人が圧倒的に増えています。なんと、転職を考える日本人の9割以上が転職サイトに登録していると言われています。
次のようなイメージで転職サービスを利用する人が多いです。
- 自分で検索するだけの転職サイトは必ず登録→リスクなし
- 実際に転職したくなれば転職エージェントで好条件を探してもらう
- 初めてなら大手サイトに登録するのが無難
※気軽に登録ができる転職サイトであれば、複数のサイトに登録することをおすすめします。選択肢が増えれば、良い会社に出会える可能性が高くなります。
1.転職(求人)サイト
転職サイトとは、自らインターネット上で求人検索を行い、自らが応募・面接などを実施していく転職活動の方法です。
自由に求人情報を見て、自分で応募したり、面接の約束を取り付けます。あなたに、担当者がつくわけではありませんので、電話などの連絡が来ないため、ゆっくりと自分のペースで、気軽に転職活動ができます。転職活動初期の情報収集には最適です。
逆に言うと、あなたに代わって何かをしてくれたり、大きな支援をしてくれることはないので、サービスとしては完全ではありません。最新の求人雑誌を常時提供してくれているだけのイメージです。
転職(求人)サイトは、 リクナビNEXTや ミイダスがとても有名です。いずれも、今すぐ、手軽に、無料で利用することが可能で、今から1時間もあれば、多くの求人情報が手に入ります。検索するだけなら、あなたにはなんのリスクもありません。複数の転職サイトに登録して、より多くの求人情報を手に入れて、比較・検討する人が多いです。
実際に転職サイトに登録して自動車整備士の求人を検索してみると、次のような求人情報がヒットしました。
- 正社員2年目560万円(大型系自家工場)
- 正社員2年目570万円(外車ディーラー)
※今回はリクナビNEXTに登録して検索してみました
転職サイト登録は、転職希望者にはマストです。一気に全部登録して、ゆっくり検索するといいですね。
転職(求人)サイトの4つのメリット
- 無料で利用できる
- いつでもどこでも検索・閲覧可能
- 自動車整備士の相場(自分の市場価値)がわかる
- リスクが少ない
転職成功のためには転職サイトの利用は不可欠です。特徴を少し説明します。
1.無料で利用できる
転職が決まったとしても、最後まで無料です。
転職(求人)サイト側が、素晴らしいサービスをどのように無料で運営してるかと言うと、企業側が手数料を支払うことで成り立っています。転職希望者ではなく、求人を出す企業側が高い利用料を転職サイトに支払っているということですね。
2.いつでもどこでも検索・閲覧可能
一度会員登録すれば、いつでもどこでも見放題です。
ハローワークのように、会場に足を運ぶ必要が有りません。交通費も時間もかからず、空いている時間にリアルタイムな情報を入手できます。
※ハローワークもネット検索サービスを始めています。
3.自動車整備士の相場(自分の市場価値)がわかる
自動車整備士(自分)に対する世間の評価がわかります。
転職(求人)サイトに登録して閲覧することで、自分の資格と経験と照らしあわせ、転職した場合どのくらいの収入になるのかの相場を、簡単に把握できます。
現在自動車整備士は人材不足に悩まされていて、年々自動車整備士の待遇(給与)が改善されてきています。
その傾向は都会の方が強く、二級自動車整備士や検査員の資格を持っていると、あなたが思うより高待遇の求人がある可能性があります。
私は今でも興味を持っていて求人を見ています。
4.リスクが少ない
- 会社や誰かにバレたくない
- まだ、転職するか決めていない
私もこんな不安を持っていましたが、転職サイトに登録して眺めているだけなら、なんの心配もいりません。
転職(求人)サイトはインターネット上での転職活動、求人検索になるので、転職活動が職場や周りの人にばれることはありません。
転職サイトに登録しても、もちろん自分のペースで考えることができますし、突然電話が来ることもありませんし、秘密は守られます。ハローワークのように、誰か知り合いと会ってしまう可能性もありません。
リスクになるとすれば、転職サイトから登録したメールアドレスにメールがくることくらいです。どうしてもこれが嫌であれば、転職サイトは使わないほうが良いかもしれません。
大手転職(求人)サイトのデメリット
- レアな優良求人を見逃す可能性
- 全て自分で活動しなければならない
「良い会社が必ず求人情報をリアルタイムにホームページに掲載しているか」というと、そうとは限りませんし、自分がどのページを開くのかでも変わってきます。
転職(求人)サイトは「自分が検索しているその時、その瞬間に求人がある場合」にしかめぐり合えないということです。特に、素早く良い企業に転職したい場合は、頻繁にチェックしなければならず、効率が良くないです。
このデメリットを受け入れられない場合は、後述する「転職エージェント」を利用するべきです。
大手転職(求人)サイト
こだわりがなければ、下記の転職(求人)サイトを利用してください。情報量が多いです。
2.転職エージェント
転職サイトよりも、さらに好条件の転職先を探すなら、転職エージェントサービスを利用するのがおすすめ
ハローワーク、転職サイト、求人募集雑誌、転職エージェントなど、転職活動の方法は様々ですが、好条件・高待遇に出会える可能性が高いのは「転職エージェントサービス」を利用することです。
転職エージェントはインターネット上で登録でき、あなたの担当者(コンサルタント)が悩みの相談から具体的な求人企業のリサーチ、面接の指導など、さまざまなサービスを無料で実施してくれるサービスです。
マイナビエージェントやdodaといったサービスの名前は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
このような就職・転職サポートサービスが無料というのは素晴らしい日本のサービスで、利用しない手はありません。そして「転職エージェントサービス」が、最も優れた転職サービスとして多くの人が利用しています。
異業種、整備士問わず、本格的に転職先を探すのであれば、転職エージェントが最も高待遇に出会える方法です。
特に自動車整備士の資格を持つ整備士さんや、自動車検査員の資格を持つ整備士さんには、思わぬ企業から高条件のオファーがあるかもしれません。
転職エージェント3つの大きなメリット
- 転職エージェントだけが持つ非公開求人
- 整備士の転職成功例を豊富に持っている
- 登録企業の内情を知っている
1.転職エージェントだけが持つ非公開求人
転職エージェントは、自分たちしか知らない求人情報(非公開求人)を持っています。
その求人情報は、一般には公開しておらず、企業のホームページやその他のメディアにもどこにも載っていないものです。もちろんハローワークにも。
求人している企業は、確かな人材が欲しいことや、たくさんの応募者をさばくのが大変だという理由で、信頼する転職エージェントのサービスのみに、紹介を依頼しているケースがあります。
このような求人を非公開求人と呼び、好条件な場合が多く、転職エージェントの最大の魅力は、好条件で魅力的な非公開求人に応募できる点であると思います。
この一点からも、転職エージェントを利用しない手は無いように思えます。
2.整備士の転職成功例を豊富に持っている
転職エージェントはあなたと同様の悩みを持っていた自動車整備士の転職成功事例や失敗事例のノウハウを蓄積しています。
あなたがどのような転職をすれば成功して、どのような転職なら失敗するのかという点について、実例を持っています。それは、あなたが転職で失敗しないために、とても重要なことです。
他業種に就職するべきか、自動車整備士として再就職するべきかについても、相談してみてもよいのではないでしょうか
3.登録企業の内情を知っている
求職者側からすれば、就職しようとする会社はもちろん知らない会社であることがほとんどですが、転職エージェント会社側は、以前から付き合いのある会社であることが多いです。経営状態や、離職率から人間関係まである程度把握している場合があります。
「募集の内容と会社の実態が違う」など、自分で転職活動をした場合には気づけない点についても加味したうえで、あなたに最良の転職先を見つけてくれるかもしれません。
これはブラック企業に就職してしまうリスクを減らせることになります。
転職エージェントがしてくれること
- あなたが希望する転職先を厳選抽出
- 履歴書や志望動機などの応募書類の準備
- 面接日の設定と段取り
- 面接での受け答えの練習など
転職先を抽出する際には、一般の人が知りえない情報まで細かく掴んでくれ、その上であなたにとって本当に良い場所かどうかを考えながら探してくれます。
その他、面接の日程調整や段取りを行ってくれるため、現在の仕事が忙しくてもしっかりと転職活動を行うことができ、書類などの面倒な手間も省くことができます。
そしてそれらのサービスは、転職のプロだからこそできる、完璧なものであるため、転職の成功率も高くなるのは納得です。
良い転職エージェントを見つけることができるかどうかが、転職の成功・失敗の鍵を握っているといっても過言ではないのかもしれません。
優良な転職エージェント会社
今現在インターネット上に100以上もの転職エージェントの会社があります。
もちろん会社によって、得意分野やサービスの違い、コンサルタントの質などに違いがあり、残念ながら良い会社ばかりではありません。
具体的には、成約すること(転職先を早く決めること)ばかりを考えていて、親身になって考えてくれないコンサルタントや、条件が合わないとすぐに放置されてしまうようなコンサルタントがいる会社です。
人生のターニングポイントに、このような良くない転職エージェント会社に登録して翻弄されてしまうのは絶対に避けなければなりません。
自動車整備士の転職におすすめはマイナビエージェント(エンジニア向け) です。 機械・メーカー・エンジニアに特化した大手転職エージェントで、国内最大級のサービスです。
良い転職エージェント
- 厚生労働大臣許可(一般労働者派遣事業、有料職業紹介事業)
- 転職コンサルタントが求人・転職のマッチングと紹介
- あなたに代わって転職コンサルタントが給与や休みなどの転職条件を交渉
- 希望する転職先に対して、あなたに代わって転職コンサルタントが交渉
- 転職コンサルタントが履歴書や志望動機の書き方をサポート
- 転職コンサルタントが面接の設定と段取り面接での受け答えのサポート
- 転職コンサルタントが現在の職場の退職についてのサポート
- ディーラーから民間整備工場、民間整備工場からディーラーの転職をカバー
自動車整備士の転職エージェントとしては、これらのサービスを全て持った転職エージェント会社をおすすめします。
一つでも無いサービスがあれば、登録を辞めたほうがいいかもしれません。なぜならほとんどの転職エージェントではあたりまえのサービスばかりだからです。
しかし、はじめて転職エージェントサービスを利用する人は、100以上もある転職エージェント会社から、良い会社を選ぶのは実に難しい事です。失敗が嫌なら、やはり大手に登録するのが無難です。
転職エージェントのデメリット
担当者によって、強引に転職が進む場合がある
これまで説明したとおり、転職エージェントは自動車整備士の転職にとってたくさんのメリットがあります。
しかし、転職エージェント会社や担当の転職コンサルタントによっては、全然希望どおりの企業に転職できなかったなど、かえって良くない方向にすすむリスクを持っています。特に、転職の意思をまだ固めてない人は要注意です。
転職エージェントに登録すると、すぐに電話やメールで話が進んでいく可能性があります。
- まだ具体的には考えていなかった
- もう少しゆっくり考えたいと思っていた
このような場合には、コンサルタントからの連絡を、少々面倒に思うかもしれません。
この失敗を防ぐに為にはこのようなサイトで情報収集し、騙されたりしないように、ある程度の知識や流されずに自分の意思を貫く強い意志が必要です。
そうなる可能性がある人は、転職サイトで情報収集し、転職の意思を固めてから、転職エージェントに登録することをおすすめします。
重要
まだ、転職自体を迷っている人は、最初から転職エージェントを利用せず、転職サイト大手のリクナビNEXTなどに登録し、本気で転職を考えた後に、転職エージェントに登録することをおすすめします。転職エージェントの利用は、スピード転職に近づきます。
大手転職エージェント
- マイナビエージェント(エンジニア向け) 業界最大手でおすすめ
- リクルートエージェント 求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1
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3.知人・友人の紹介
この方法は、就職したい決まった会社がある場合に有効です。ピンポイントで自分が希望する会社に就職できるからです。
しかし、この方法には大きなデメリットがあります。
トラブルがあった場合や、辞めたいときに、紹介してくれた知人・友人に迷惑がかかってしまう可能性があることです。
昔は、このような方法で就職を決める人が多くいましたが、こだわりのある会社でも無い限り、辞めたほうが無難ではないかと思います。
4.ハローワーク
ハローワークは正式名称を「公共職業安定所」といい、厚生労働省が設置する行政機関であり全国各地にあります。ハローワークでは誰でも無料で職業の紹介などのサービスを受けられます。また、失業保険に加入していた人に対して求職者給付を行っています。
結論から言うと、転職サイトや転職エージェントに比べて、デメリットも多いので、あまりおすすめできません。ただし、田舎に行けば行くほど、転職サイトなどが頼りにならなくなるので、ハローワークの価値が高いです。
ハローワークで受けられるサービスはおおよそ次の通りです。
- 仕事探し
- 様々な相談
- 面接の心得
- 履歴書の書き方等のアドバイス
- 面接等の予約
- 求職者給付(失業手当)の手続き
- 様々なスキルアップのための職業訓練
これらのほとんどのサービスを誰でも無料で受けられます。
ハローワーク2つのメリット
1.地元企業の求人情報が多い
ハローワークは転職サイトや求人情報誌などに載っていない、地元の(近所の)企業の情報が見つかり易いです。家の近くに良い会社があればそれに越したことはないですね。
また、転職サイトでは、地方の企業の情報が都会に比べて圧倒的に少ないため、地方に住む求職者にとっては非常に便利であると言えます。
2.全体的に求人情報が多い
ハローワークは掲載している求人情報の量が多いです。
整備工場においても小さなところから、大きなところまで数多く掲載されています。その理由は、掲載料が無料だからです。
転職サイトに掲載しようとすると、企業側は大きなコスト(掲載料)が発生しますので、無料のハローワークを利用する企業は少なくありません。
ハローワーク6つのデメリット
1.ブラック企業が少なくない
最大のデメリットはこれです。
前述したとおり、企業側からみると、無料で掲載できる点がハローワークの最大の魅力です。
ということは、どんな小さな企業でも、経営がうまくいっていない企業でも掲載することが可能です。そのことから、ハローワークは転職サイトに比べ、ブラック企業が多くなる傾向にあります。
本来であれば、職員が内容や条件等を細かくチェックしていればいいのですが、そこまで手が回らない場合があるのだと思います。
逆に言うと、ブラック企業はハローワークのチェックが甘いからこそ、掲載することができるとも言えます。
2.待遇の良い企業が少ない
大手企業は良い人材を確保するためには、労力やお金を惜しみません。
そのため、大手企業は、より良い人材が集まり易い転職サイトに有料でどんどん求人情報を掲載しています。
一方、ハローワークの求人は全体的に中小企業が多いため、待遇の良い求人情報が見つかりにくい傾向があります。
大手企業や、待遇の良い企業をお探しであれば、転職サイト(特に転職エージェント)の方が向いています。
3.今の会社を辞めるまでサポートしてくれない
残念ながら、今の会社に勤めながらの転職活動はハローワークでは認めてくれないようです。正確に言うと、「今の会社に辞める旨を伝えていれば良い」みたいです。
どちらにしても、辞めることが決まっていなければいけません。
そもそもハローワークは「良い会社があれば転職を考えてみたい」と考えている人の為にある施設ではないので、今の会社より好条件・高待遇の企業に転職したい人は転職サイトを選びましょう。
4.事実と違う求人情報がある
- 現在は募集していない求人
- 仕事内容が違う求人
ハローワークには次のような事実と違う情報が掲載されていることが、他の転職サイトに比べて多いです。
ハローワークはやはりチェックが甘いため、こういったことがよく起こります。
5.やる気の無い担当者もいる
ハローワークにいくと、たくさんいる職員の中から自分を担当してくれる人が出てきます。
担当者によっては、親身に相談を聞いてくれる人もいれば、そうでない人もいます。
職安の職員はあなたの就職を成功させたからと言って給料が上がるわけではないので、やはり適当に業務を行う人も出てきて当然なのかもしれません。そのあたりは転職サイト(転職エージェント)などとは違うところです。
6.平日の日中に足を運ばなければならない
お金も時間もかかり、効率的ではありません。
まとめ
自動車整備士の方で転職するかどうかに悩んでいる人は実に多いです。
給料の低さ、待遇の悪さ、人間関係、将来への不安。かつては私もその一人でした。それでも、おそらくこの記事を読んだ大半の人は、やはりすぐには何も行動に移さないかもしれません。
しかし、自分から行動に移さなければ何も改善されず、好条件の転職の話は、何もせず勝手に湧き出てくるものではないですね。一人でも多くの人がこの記事を読んではじめの一歩を踏み出してもらえれば嬉しいです。
あなたの転職が成功することを祈っています。
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