整備士の転職

【自動車整備士の転職先】異業種のおすすめは製造業など5種類/元整備士の解説

整備士におすすめの転職先 整備士の転職
  • 自動車整備士からの転職には、どんな転職先があるのか知りたい
  • 整備士の資格・経験が活かせる仕事・職業が知りたい

自動車整備士から異業種に転職したいと考える人はとても多いですね。かつては私もその一人でした。今では、私も自動車整備士の資格や経験を生かして、別の職業に転職しています。

この記事では、整備士からの転職に成功した私が、自動車整備士の経験が活かせるおすすめの転職先を5つ紹介します。転職活動を始める前にぜひチェックしてください。

この記事を書いた人:きりん

元ディーラーの一級整備士で整備士ねっと管理人です。自動車整備業界に長く携わり、現在は整備業界のコンサルなども行っています。twitterでたくさんの整備士さんや業界の人と繋がっているのでチェックしていただけるとうれしいです。(seibisi_net

整備士におすすめの転職先5選

転職するならば、自動車整備士の資格や経験が活かせる職業が理想的ですね。転職活動にも有利に働き、待遇を上げてもらえる可能性もあります。

そんな整備士からの転職先としておすすめは下記5種類です。

  • 製造業
  • 損保アジャスター
  • 先生や講師
  • 自動車の営業職
  • ドライバー

製造業

製造業

理由:自動車整備士は機会・工業製品・機械のメンテナンスに対する基礎知識を持っている

これは、誰もが疑わない事実ですね。

例えば、製造業において普通の高校を卒業した18歳と、自動車整備士の経験があるあなたは、どちらが即戦力になるでしょう。答えは歴然ですね。あなたです。就職の際に有利に働くことは間違いありません。

「製造業なんて経験がないし、一からのスタート」と思う方も多いですが、そんなことはありません。整備士の経験は必ず役に立ちます。

自動車整備士は元々、車の他にも機械類が好きだったり興味がある人が多いです。製造業に就職することで、「ものづくり」に対する新しい興味が湧くことも多いようです。

また、日本は自動車に関係する製造業の企業が実に多く、思わぬところで整備士の経験が発揮できる場面があります。

製造業の企業をねらって就職活動するのはおすすめです。実際に、自動車整備士から製造業に転職する人は多く、私の知り合いにも結構います。

損保アジャスター

事故現場

理由:自動車整備技術と資格・知識を最大限生かせる職業

損保アジャスターとは、事故を調査し、保険金支払い金額(修理費用)を算出する職種です。

一言でいうと”事故調査のプロフェッショナル”です。まさに自動車整備技術を最大限生かした職業と言えます。

自動車整備士の転職先として有名であり、高収入が望める職種でもあります。

また、雇用する側(保険会社など)は、求人の募集条件に”2級自動車整備士資格以上”などと、整備士の資格を求めているケースも少なくなく、求められているのは自動車の整備に精通した人です。

求人情報の少なさや、仕事の大変さ、勉強の大変さなど、インターネット上に様々な情報が載っていますので、興味のある人は調べてみる価値ありです。

関連記事>>>整備士の転職【損保アジャスター】は資格や経験が役に立つ

先生や講師

講師

理由:自動車整備技術と知識を最大限生かせる職業

具体的には次のような職業があります。

・高校の自動車整備科の先生
・整備専門学校・大学校の先生
・整備振興会の講師
・自動車メーカーの研修所の講師
・保険会社の自動車関係講師
・刑務所等の刑務官兼講師

これらの職業は、人に教えたり、勉強することが好きな人にとってはいい仕事だと思います。

しかし、極端に求人情報が少ないので、求人情報をタイミングよく見つけられるかが重要となります。

とりあえず、下記のような大手求人サイトで検索してみると良いですが、探すのが難しい場合は、後述する転職エージェントサービスで担当者に探してもらうという方法があります。

>>>リクナビNEXT※無料最大級転職サイト

自動車の営業職

車の営業マン

理由:自動車整備技術と知識を最大限生かせる職業

これは説明する必要がないですね。新車販売であっても中古車販売であっても、自動車整備士の経験は大いに役に立ちます。

”整備のことまで詳しい営業マン”というのは、企業にとってもお客様にとっても、とても価値が高いです。

また、自動車の営業職は、自分の頑張りがそのまま結果につながる職業なので、人によっては大幅に収入が増える可能性を持っています。

さらに、整備士と違って、営業職は高齢になっても問題なくできます。むしろ歳を重ねることで、たくさんのお客さんが増え、収入が増える可能性があります。将来的には自動車業界で独立できる可能性も高まり、対人関係が得意な人は、考える価値ありですね。

ドライバー

運転手

理由:整備士が持つ自動車全般の知識が役にたつ

トラックのドライバー、バスのドライバー、タクシーの運転手などは、自動車の知識や整備知識があると役に立ちます。企業から見ても、整備士の資格や経験を持つ人は、とても価値が高いと言えます。

大きな運送会社、バス会社、タクシー会社などでは、自社工場がある場合もあり、そのような企業では整備士の資格手当などがあるかもしれません。

特に、運送業界は現在人手不足なので、高待遇が期待できます。大型運転免許を持っている自動車整備士さんは、トラックやバスのドライバー職にはすんなり就職できる可能性が高く、収入が上がる可能性が高いかもしれません。

整備士から転職する際の注意点・コツ

  • 新しくキャリヤスタートする意味を考える
  • 転職先企業の労働環境をしっかり調べる
  • 転職サイト・転職エージェントを利用する

自動車整備士として不満を感じるのであれば、転職で得られるメリットは多いのは事実です。

しかし、当然リスクやデメリットも有り、さらに転職のコツを知ってから転職活動を始めることが大事です。

新しくキャリヤスタートする意味を考える

自動車整備士からの転職を迷う人の多くは、高校や専門学校、整備振興会などの講習に通いながら、下積みを経験しているはずです。新しい業界で働くメリットと、整備士としての経験が活かせなくなるデメリットを比較して検討する必要があります。

一度整備士の仕事を離れてしまうと、離れた年月によってはスキルが落ちて経験も活かせなくなる可能性があることや、就職もしにくくなることを踏まえて、もう一度整備士をすることが難しくなる可能性あることを頭に入れておきましょう。

転職先企業の労働環境をしっかり調べる

自動車整備士から転職する理由の多くが、待遇や労働環境によるものですが、転職によってその不満が解消できるかについて、事前にしっかり調べておく必要があります。

新しく働こうとしている業界のことを全体的にある程度調べることが必要になります。

転職サイト・転職エージェントを利用する

初めての転職では、どうやって転職活動を始めたらよいか分からないことが多いと思います。

近年の転職サイトや、転職エージェントでは、転職先を紹介するだけでなく、面接や志望動機の書き方まで教えてくることも多く、さらに簡単なスキルを身に着けるための職業訓練まで行っているところもあります。

このような転職サイト・転職エージェントの無料サービスは、転職希望者が利用しない手は無いように思います。

転職活動については、ページ下部でさらに詳しく説明しています。

自動車整備士の転職・退職理由

  1. 賃金の条件がよくなかった
  2. 労働時間の条件がよくなかった
  3. 休日・休暇の条件がよくなかった
  4. 自動車整備業を続けていくことに対して魅力・安定性を感じなかった
  5. 賞与がなかった・少なかった

※出展:自動車整備人材の確保・育成に関する検討会報告書(2016.4)

自動車整備士であれば、自分にも当てはまることが多いのではないでしょうか。

詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでください。

>>>整備士の転職・退職理由TOP5に業界の深い闇

整備士として転職(再就職)するメリット

整備士

自動車整備士の資格、経験といったスキルを活かして転職するのであれば、他業種よりも他の自動車整備工場に転職するのが最も簡単です。特に、1級・2級自動車整備士の資格や、自動車検査員の資格を持っている人であればなおさらですね。

自動車整備工場の種類もたくさんあるので、これまでとは違う系統の職種にチャレンジするのも有りです。ジャンルによっては大企業も多く、給与・福利厚生などが充実している企業も多いです。

整備工場の種類

  • 小型車
  • 大型車
  • 輸入車
  • 重機・建設機械
  • フォークリフト
  • レンタカー
  • ディーラー
  • 板金工場
  • 車検チェーン店
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド

自動車整備士の待遇改善

現在、自動車整備業界はこれまでに無い人材不足の問題を抱えています。

人材不足にともない、整備士の待遇改善がすすんでいて、ここ数年で平均所得が他の業種よりも大きく上がっている事実があります。実際に、自動車整備士の求人はとても多く、たくさんの整備工場から好待遇な企業を選ぶことができます。

ディーラーも例外ではなく、以前ではあまり見られなかった中途採用が増え、専門学校を卒業しなければディーラーには就職できないことは、多くのディーラーで無くなったと言えます。

そして、その傾向は都会に行けば行くほど強く、例えば東京で自動車検査員の求人情報を探すと、驚くほど好待遇の求人があります。

自動車整備士という仕事自体が嫌でなければ、自動車整備士の求人情報を転職サイトで一度チェックすることをお勧めします。以前よりも魅力的な求人が数多くあると思いますので、再考の価値ありです。

チェック

自動車整備士が転職する際に必要な情報を、下記記事に総合的にまとめています。記事の中では最近話題の「フリーランス整備士」や「派遣社員の整備士」などにも言及しています。

>>>自動車整備士が転職するメリットとデメリット/経験者の解説とおすすめ転職サイト

整備士の転職活動

整備士の転職活動は、全て無料で行えます。

昔に比べ、現在は、どの職種においても転職希望者が増え、転職成功率も上がりました。

そんな現在の転職活動は、インターネット上の転職サイトを利用する人が圧倒的に増えています。なぜなら、転職サイトはハローワークなどに比べ、次のような特徴があるからです。

  • 無料で利用できる(転職後も最後まで無料)
  • いつでもスマホで閲覧できる
  • 誰にもバレない
  • 好条件の求人を探せる

人材不足で悩まされる自動車整備士の求人は、以前よりとても多くなっているので、好条件の求人を見つけやすいですね。

今すぐ転職をする気がなくても、登録して、企業から良いオファーを待つだけの価値があります。少しでも興味のある人は大手サイトの一つにでも登録するといいです。

おすすめ大手転職サイト(無料)
  • リクナビNEXT※業界最大手で膨大な求人数から探せる
  • はたらいく※地域密着型、ここにしかない求人多い
  • ミイダス※自分の市場価値を診断する。過去の似た人のデータからベストチョイス

転職エージェント

転職サイトよりも、さらに好条件の転職先を探すなら、転職エージェントサービスを利用するのがおすすめです。

あなたに担当者がついて、一般に公開されてない求人情報や、オファーを探し出してくれます。

ただ求人を眺めているだけの転職活動とは大きく違い、好待遇の転職先を探せる確率が上がります。転職エージェントの無料サービスを最大限活用しましょう。

マイナビエージェント(エンジニア向け)は機械・メーカー・エンジニアに特化した大手転職エージェントなので、自動車整備士にもおすすめです。

>>>マイナビエージェント(エンジニア向け)

自動車整備士の給料

  • 自動車整備士の給料は20~25万円の割合が最も高い
  • 全体的にディーラー整備士の給料が高め
  • 月給20万円未満の割合は25%程度で他の業種に比べて低い(そんなにいない)

これは、H28年4月に国土交通省が発表した資料の内容です。

詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

>>>自動車整備士の給料・年収の実態【元ディーラーの一級整備士が給与明細を告白

まとめ

整備士におすすめの異業種の転職先
  • 製造業
  • 損保アジャスター
  • 先生や講師
  • 自動車の営業職
  • ドライバー

自動車整備士の人が転職を考える場合はまず、整備士を続けるかどうかが一つのポイントです。

いずれにせよ、転職する場合にはたくさんの選択肢が必要です。たくさんの選択肢があるからこそ、良い会社を選べるのです。そして、選択肢を増やすには、多くの情報をリアルタイムに手に入れる必要があります。

現代では、転職サイトを利用しない手はありません。転職サイトはたくさんありますが、最初は最も気楽に探せるリクナビNEXTや、転職エージェントのマイナビエージェント(エンジニア向け)がおすすめです。

あなたの転職が成功することを祈っています。

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