「ちょっと待った!」ディーラーを辞めたい整備士が確認したい事

整備士の転職
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ライオンさん
ライオンさん

ディーラーに就職したけど、もうやめたいな。こんな仕事続けられないよ・・。給料安いし、先輩は怖いし、それでもディーラーで自動車整備士続けるべき?

 

こんな悩みに答えます。

 

本記事の内容

・ディーラー整備士を続けたほうが良いのか、辞めたほうが良いのか
・ディーラー整備士の将来
・ディーラーはどんな会社なのか

 

ディーラーに就職したのはいいものの、給料はやすい、仕事はきつい、上司や先輩が怖いなど、この会社で本当にいいのだろうかと考える、若い整備士も多いのではないでしょうか。

特にディーラーでの5年目位までは、ほんとうに苦しい時期だと思います。

私はディーラーで10年間自動車整備士を続けて、その後転職して現在8年ほど経過しました。

 

この記事では、私のディーラー整備士時代の経験や、辞めてから思うことなどから、特に若いディーラー整備士に向けてちょっとしたアドバイスをさせていただきたいと思います。

ディーラー整備士を続けるメリットやデメリットをあらためて確認し、将来への考え方、転職か継続かなど、参考になれば幸いです。

 

ディーラー整備士のメリット

 

ここでは、民間の整備工場と比べて、若いときにメーカーディーラーに勤務することはどんなメリットがあるのかを説明します。あらためて確認しましょう。

 

管理人キリン
管理人キリン

中の人には良く見えないかもしれないけど、ディーラー整備士にはたくさんのメリットがあるよ。

 

高い整備技術が習得できる

 

なぜディーラーの整備士は高い整備技術が身につくかというと、次のような理由があります。

 

様々な技術研修が受けられる

 

ディーラーでは、新人の頃から時々研修を受けることができます。

初めの頃は社内で行う新人研修から始まり、毎年どんどんステップアップできるカリキュラムが導入されています。

さらに自動車メーカーが実施する技術研修では、他では得られない知識や技術が身に付いていきます。

これらの研修は民間の整備工場ではなかなか受けることができません。

そのため民間の整備工場の整備士よりもディーラーの整備士は高い整備技術が習得できるのです。

言い方を変えると、「ディーラーではメカニックの教育」に対して、相当なお金をかけています。

それは自動車メーカーとディーラー(販売店)が一丸になって取組んでいるもので、エンジニアひとり一人が高い技術力を持っていることが、自社メーカーのブランド力になり、それが車販に繋がると確信しているからです。

 

他にも技術力が身に付く理由は

 

・自動車メーカーの技術的支援を受けられるから

・信憑性の高い自動車メーカーの高度な技術情報が手に入るから

・有能な先輩整備士が多いから

・自社の車に対して、どこかに外注するなどの逃げ道がなく、徹底的に修理をするから

などがあげられます。

 

 

管理人キリン
管理人キリン

有能な先輩に出会えるというのは、整備士としてはとても大事なことだよ。

ゾウ整備士
ゾウ整備士

ぼくもそういう先輩になりたいね。

 

ディーラー整備士のデメリット

 

それではディーラー整備士のデメリットをいくつかご紹介します。

 

管理人キリン
管理人キリン

あなたのディーラーはいくつ当てはまるかな?

ローランド
ローランド

全部当てはまったら間違いなく辞めるね、オレなら・・・。

 

ブラック体質のディーラー!?

 

ディーラーでは整備士が夜遅くまで働いていることが、良く知られています。

 

かといって残業代が全てもらえるかというと、そうでもないことが多く、要するにサービス残業が多い、もしくは表現を変えると、「拘束時間が長い」ディーラーが今でもたくさんあるようです。

全て残業にしたら「あっ」という間に労働基準違反になるところもあります。

このあたりの話はネットの書き込み等でも良く見られます。

いずれにしても違法ですが・・・。

 

また、休日に関しても、年間を通して休みが少ないところも多く、お店の営業日全て出勤してしまうと、労働基準の違反になるので、さまざまな工夫をしている会社があるようです。

具体的には、「必ず一ヶ月に一度は個人で休みを取ること」などの社内規定です。

しかしそれが守られているかは不明です。また、マネージャーなどの管理職になると残業代が出ないばかりか、休日の日に出勤して仕事をするなどということもあるようです。

そのため「マネージャーなんかになりたくない(出世したくない)」と話す若い整備士もたくさんいるのが現状です。

特に管理職の人で、「過労やうつが原因による死亡」が多い事も、業界では知られています。

 

管理人キリン
管理人キリン

「働き方改革」はディーラーで最も必要な改革だと思うよ。

 

ディーラーはパワハラが多い!?

 

以前からディーラーは厳しい営業ノルマがあることなどで知られています。

ノルマが達成できない人は厳しい叱責を受け、評価にも大きな影響を及ぼします。

一般エンジニアは常にマネージャーからのプレッシャーがあり、マネージャーは店長や本部の部課長などからプレッシャーがあります。

ディーラーにいる限り、社長にでもならない限り、一生ノルマと戦い、プレッシャーを受け続けます。

その中で、いわれの無い叱責や大勢の人の前での叱責、人権侵害ともとれる何らかの強要など、今ではパワハラと呼ばれるようなことが、残念ながらまだまだたくさんあるのがディーラーと言われています。

 

全ての従業員が常にノルマなどの大きなプレッシャーの中で、心に余裕がなく働いていることで、普段は温厚な人でも、性格が変わりパワハラする側に変わってしまう事もあります。

このパワハラ体質は以前よりも良くはなっていると思いますが、残念ながら他の企業に比べるとまだまだ多く残っているのがディーラーです。

 

ディーラーの勤務体制

 

今ではほとんど全てのディーラーが土日の営業をしています。

特に家庭を持つエンジニアにとっては土日に休めないというのは大きなデメリットであり、これが原因で転職を考える人も多いです。

私が辞めた大きな理由の一つにこれがあります。

 

管理人キリン
管理人キリン

やっぱり土日は家族のために休みたい!

ローランド
ローランド

オレは独身だけど、やっぱり休めるなら休みたいよね。

 

 

ディーラーの給与

 

給与に関しては、全体的にみるとディーラーの整備士の方が、他の民間の整備工場より高い傾向にあります。

また、賞与(ボーナス)についても、他の民間整備工場より良い可能性が高いです。

民間の整備工場に転職する場合は、給与が下がる可能性が高いことを考えておきましょう。

 

他のディーラーの給料については、次のサイトを参考にしてください。

あなたの給料と比べてどうですか?

【これが真実】高い?安い!?自動車整備士の給料・年収の実態とは
「整備士の給料が安い!」「まるで奴隷!」「自動車ディーラーはブラック企業」などとインターネット上でも自動車整備士の待遇や給与の低さが問題になっています。実際に自動車整備士を目指す若者は減っており、待遇の悪さが原因の一つになっているようです。

 

確かに民間の整備工場よりも、ディーラーのほうが給与が高い傾向にあるようです。

しかし、休みも少なく帰宅時間も遅いですので、その給与が妥当なところかどうかはみんなが疑問に思うところかもしれません。

また、ディーラーによっては、給与天引きで会社が提携する生命保険に加入させられたり、何かの積み立て金が多かったり、欲しくないものを物を無理やり購入させられたりするところもあり、手取りが極端に少ない人もいるようです。

また、整備士を辞める理由堂々の第一位は「給与の安さ」です。

(ディーラーを辞める理由ではなく、整備士を辞める理由です)

 

他の整備士が転職する理由について気になる人は、次の記事をご覧ください。

整備士の転職理由 TOP5 

 

ディーラーメカニックの将来

 

整備士を経て、サービスフロントになり、サービスマネージャーになり、店長になる。

この流れが多くのディーラーでの出世街道になっているようです。

しかし、多くの人が途中で営業職や本部の事務職に配置換えがあったりする事はあまりにも有名です。

もちろん、マネージャー、店長まで出世できる人はほんの一握りです。

 

転職か継続か

 

この記事を読んでいるあなたも転職を考えているかもしれません。

ここでディーラーに31歳まで勤務していたわたしから、若いディーラー整備士にアドバイスさせてもらいます。

 

将来整備士を続けるならば、5年以上ディーラーにいるべき

 

ディーラーのメリットに書いたとおり、ディーラーは整備技術を習得するにはこれ以上ない良い企業です。

私は10年以上整備士としてディーラーに在籍していましたが、そこに関しては今でもとても感謝しており、今の自分の整備技術があるのは100%ディーラーでの経験があったからこそです。

5年以上ディーラーで働けば、必ず将来の糧になります。

 

整備士自体をやめるのであれば今すぐでも辞めるべき

 

はっきり言って、整備士という職業自体をやめるのであれば、今すぐ辞めて転職すべきです。

体力的にも精神的にも大変なディーラーに勤務しながら、他のことを考えるのは難しいと思います。

早く次のステップに行き、そこで自分のスキルを磨くことをおすすめします。

 

転職を希望する自動車整備士はぜひ転職整備士.NETで情報をつかんでください。

必ずあなたのためになるサイトです。

 

 

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【整備士必見】日本最大の転職サイト「リクナビNEXT」の魅力とは

 

まとめ

 

ディーラー整備士にはメリットやデメリットがあるため、よく考えてから退職や転職を考えましょう。

決して一時的な感情に流されず、冷静に客観的意見を参考にしながら良く考えてください。

当然ですが、一度辞めればその会社に戻ることはできないのですから。

 

 

管理人キリン
管理人キリン

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