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整備士の転職

自動車整備士の給料・年収の実態【元ディーラーの一級整備士が給与明細を告白】

ディーラー整備士実際の給与 整備士の転職
  • これから自動車整備士になりたいけど、給料が気になる
  • 他の整備士の給料が気になる

「自動車整備士の給料が安い!」「まるで奴隷!」「自動車ディーラーはブラック企業」など、インターネット上でも自動車整備士の給料の安さや待遇の悪さが問題になっています。

実際に自動車整備士を目指す若者は減っていて、給料の安さや待遇の悪さが原因の一つになっていますね。そのようなインターネット上の内容はすべて本当なのか・・・。

今回の記事は、国土交通省が調査したアンケートと、私が実際に働いていた頃の給料・年収を告白します。

どうぞ参考にしてください。

補足

私は、国家一級、メーカー検定一級、自動車検査員の資格を持っていて、ちょうど10年間ディーラーで整備士として働いていました。データは辞める直前(10年勤務時)のものです。

整備士1ヶ月の平均的な給料

給料

H28年の4月に国土交通省が発表した資料を基に、整備士の平均的な給料をご紹介します。

 ※赤のラインは35万円以上

チェック

整備士の給料は整備工場の2種類の形態によって大きく違います。2種類とは「ディーラー」と「それ以外の整備工場」です。

1ヶ月の平均給料データ解説

整備士の給料は20万円~25万円の割合が最も高い

整備士の給料は決して高くはない

ディーラー整備士、ディーラー以外の整備士共に、整備士の半数近くの人が20万円~25万円の給料です。

他業種と比べても決して高くはありません。

地方ではここからさらに下がると思われます。(データは都市部と地方部が一緒になったデータです)

全体的にディーラー整備士がディーラー以外の整備士給料より高い

35万円以上の割合は、ディーラーで約21%、ディーラー以外で約10%

ディーラー以外の工場でも10%の人が35万円以上もらっているというデータですが、その中には自ら整備を行う社長さんが入っていることが考えられ、従業員が35万円以上の給料をもらうのは、かなり厳しいかもしれません。

また、このデータにボーナス(賞与)が含まれていません。わたしの知る限りでは、ボーナスはディーラーの方が高いため、年収ではさらに差が出ると思われます。

20万円未満の割合は25%程度で、他業種に比べて低い

20万円以下の人の割合は、他業種に比べて、それほど多くない

これは実に意外でした。

補足

実際の給料には「ボーナス」や「残業手当」があるため、正確なデータは難しく一つの参考としてください。アンケートは月給です。

ディーラー整備士時代の実際の給料

給与明細書

※写真は実際の私の明細ではありません。

ここから、私の過去の給与を説明します。

私は約10年間地方のディーラーで整備士として働いていて、国家一級自動車整備士、メーカー検定一級、自動車検査員の資格を持っていました。

現在は転職していますので、辞めた時点(10年目31歳)での給料を説明します。

年収

年収は410万円

これは源泉徴収に書かれていた金額です。

各種手当や賞与(ボーナス)を全て含んだ総支給額が410万円です。

ここから、整備士の給料明細にかかれている手当を紹介します。

給料明細

  • 一ヶ月の平均給料は25~26万円
  • 賞与100~120万円
  • 合計410万円

一か月の平均給与内訳は次の通り。

  • 固定給20万円
  • 技能・資格手当0.9万円
  • 家族手当1.2万円
  • 通勤手当0.8万円
  • その他奨励金0.5万円
  • 残業手当1.5万円

これが私がディーラーで10年働いた時点での実際の給料です。

固定給

このときの固定給は20万円弱

ディーラー整備士の固定給については、とても安い印象です。

イメージ的には、少ない固定給に対して様々な手当てを加算する事で、普通の給与になる様な感じです。

技能手当・資格手当

技能手当・資格手当は個人の資格等に付く手当で、人によって違います。

  • 国家二級整備士で2000円(一級は無し)
  • メーカー検定級1級で5000円
  • 自動車検査員で2000円

家族手当

家族4人
  • 配偶者が6000円
  • 子供二人で6000円

地方では一般的な額でしょうか。

通勤手当

8000円程度

通勤距離からすると実際、足りていました。

残業手当

整備する男

0~5万円

一ヶ月の給料を最も大きく左右するのがこの残業手当です。

私は0~5万円くらいもらっていました。おそらく一ヶ月の平均にすると1万5000円程度だったと思います。

自動車整備業は忙しい時期とヒマな時期があり、2月3月がとても忙しいです。当然、この時期に残業が多くなりますので、残業をたくさんした月の給料日は、楽しみでした。

残業手当分が毎月の給料を変動させる理由の一つです。

ディーラー整備士の給与が変動する理由

残業と各種奨励金が毎月違うからです。
残業手当は2〜3月が多くなります。各種奨励金は、何かを達成したときの奨励金で、数千円から多い時は1万円以上にもなります。私の場合は、これらの金額が多いときと少ないときで5万円くらい差がありました。

各種奨励金

  • 保険一つ契約すると○○○○円
  • 新規の車検一台○○○○円
  • バッテリーたくさん売ると○○○○円
  • タイヤ売ると○○○○円

その他、さまざまなキャンペーン等があります。

中には、自動車には全く関係の無い商品(電化製品)を販売するようなものもあり、達成すると賞金がもらえるシステムですが、自分で購入して達成するようなことも多々ありました。

定期賞与(ボーナス)

ボーナスを貰う男

夏と冬に合計4ヶ月程度の賞与(80万程度)

ボーナスの4ヶ月分というのは、固定給に対してです。固定休暇×4です。

この時の固定給が20万程度なので、賞与は80万程度です。

これまで説明したとおり、ディーラーの整備士の給料は固定給が低く、手当の部分の割合が高いですので、手当が含まれない固定給の4ヶ月分と言うのは、実際にはそんなに高くないことがわかると思います。

補足

固定給を低くしてボーナス分の人件費を低く抑える手法ですね。対外的には「うちの会社は4ヶ月支給しています」と言えますから。

ボーナスは他の企業と同じように個人ごとの評価で変わります。平均で4ヶ月ということですね。

決算賞与

春に一ヶ月分程度(20万円)

ディーラーは新車・中古車販売の影響で、1~3月に最大の繁忙期を迎え、売上げを大きく伸ばします。それ以外の月は全て赤字というディーラーもあります。

そして3月に決算をしますが、そのときの売上によって賞与を出すことがあります。

決算で黒字だった場合ですね。

私が勤務していたディーラーでは幸い経営状態が良く、毎年のようにこの決算賞与(決算手当)をもらっていました。

金額は1~2ヶ月分程度ですが、これについてはほんとに毎年変わるのでなんとも言えません。

一律5万円の大入り袋のときもありました。あまり期待するとがっかりすることがあるので、私は期待していませんでしたが、最大で30万円程度の決算賞与をもらったことがあります。

関連記事>>>自動車整備士の転職先】異業種のおすすめは製造業など5種類

トヨタや日産、ホンダ整備士の給料が知りたい場合

ディーラー

自動車整備士として就職を決める際に、もちろん給料は気になります。

そこで、トヨタの給料は?マツダの給料は?とネットで検索する人も多いと思いますが、これには答えがありません。

なぜなら、給料や待遇はトヨタ、日産などの自動車メーカーの違いで変わるのではなく、販売会社によって変わるからです。

つまり、〇〇トヨペットとトヨタカローラ〇〇は違う販売会社ですし、神奈川〇〇と東京〇〇も違う会社なので待遇も給料も全く違って当然です。

多くの販売会社は、自動車メーカーが経営しているものではなく、地域の社長さんが経営している会社です。したがって、トヨタの給料と言っても答えが無いのです。

もし調べるのであれば、販売会社名をズバリ検索すべきです。

検索:「ネッツトヨタ〇〇 整備士 給料」ですね。

転職したい人のために

話し込む整備士

現在、転職を考える自動車整備士がとても多いです。

良い話があれば転職したい

私も実際にこんな事を思っていました。

しかし、何も行動に移さなければ何も起きません。良い話など向こうから飛び込んできません。

私は30歳の時に転職しました。それでも辞めるのが遅すぎたと思っています。

あなたもこの機会に、自分の将来や転職について考えてみませんか?少しでも整備士を辞めたいと思うなら読む価値がある記事です。5分で読めます。

関連記事>>>自動車整備士が転職するメリットとデメリット/経験者の解説

整備士の転職活動

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転職エージェント

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まとめ

  • 整備士の給料平均は20〜25万円
  • ディーラー整備士は他より高め
  • ディーラー整備士10年で年収410万円の私
  • ディーラーは固定給が低く、手当が多い

確かに自動車整備士の給料は他の業種に比べて、決して高くないのかもしれませんね。

私の給与も参考にして、転職などの役に立ててください。

以上、自動車整備士の給料・年収の実態でした。最後までありがとうございます。

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