- ディーラー・メカニック募集
- サービス・エンジニア募集
自動車整備工場の求人情報などに、このような記載がよくありますが、これらは違う職種なのか、違いはなんなのか、仕事内容が違うのか、判断が付かない人も多いと思います。
この記事では、元ディーラーの一級自動車整備士の私が、整備士の呼び名について解説します。
結論:全て同じ自動車整備士です
- 整備士
- メカニック
- サービスメカニック
- エンジニア
- サービス・エンジニア
- サービス・スタッフ
これらの多くの表現については、その会社によって呼び名が違うだけで、全て「自動車整備士」を指しているものと考えて問題ありません。
中には強いこだわりがあってそういう呼び名にしている企業もありますが、客観的に見れば、どれも主に自動車整備士の仕事をします。整備士もメカニックもエンジニアもどんな呼び名でも、仕事内容に大きな違いはないということです。
但し、それぞれの言葉の意味については知っておいた方が良いと思いますので、次に解説します。
サービス

- 整備部門 = サービス部門
- 販売部門 = セールス部門
自動車整備業界で「サービス」は「整備部門」を指します。
「サービス・スタッフ募集」と書いていた場合は、「整備部門のスタッフを募集している」となり、「整備士を募集している」とだいたい同じ意味になります。「サービス・フロント」の場合は「整備の受付」ですね。
「サービス部門とセールス部門が協力して・・・」なんてよく使われる言葉ですので覚えておきましょう。
エンジニア
エンジニア=技術者・開発者
日本では一般的に「エンジニア」は「技術者」や「開発者」という意味で幅広く使われています。例えばIT業界のプログラマーもエンジニアと呼びますし、音楽業界の音響操作する人もエンジニアと呼ぶようです。
自動車整備士も特別な技能を持った職種なので、エンジニアと呼ぶことがあります。
但し、「エンジニア」は自動車整備士以外にも多くの職種を指すので、頭にサービスを付けて、「サービス・エンジニア」と呼ばれることも多いです。サービス・エンジニアであれば、自動車整備士に限定されます。
メカニック
メカニック=自動車整備士
「メカニック」は特に自動車整備士を指すことが多い言葉です。アメリカでも自動車整備士のことをmechanic(メカニック)と呼んでいます。
「メカニック募集」と書いてあれば、完全に自動車整備士募集という意味ですね。
以上、整備士とメカニックとエンジニアの違いについてでした。ご参考にしてください。
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