新車・中古車の購入時など、スタッドレス・タイヤとアルミホイールをセットで購入したいシーンがあります。
ネット通販を利用すれば安く購入することができますが、車やタイヤに詳しくない人がネットで購入するには不安や失敗が伴い、失敗するリスクがあります。
この記事では、スタッドレス・タイヤ・ホイールセットを安心して確実に購入できるインターネット・タイヤ販売サイトを5つに絞って整備士ねっとチームが紹介します。
あなたにぴったりのタイヤ販売サイトを選んで、お得にタイヤセットを購入しましょう。
タイヤセットが安いネット通販サイト5選
- とにかく「楽」する:タイヤフッド
- 最も安い:オートウェイ
- しっかり選べる:フジ・コーポレーション
- 安さと信頼:amazon
- 安さとポイント:楽天市場
今回おすすめするスタッドレスタイヤ・ホイールセットの通販サイトは以上の5つです。
1.とにかく「楽」するタイヤフッド
タイヤフッドは、タイヤ購入と取付予約が同時にできるサービス
タイヤフッドは最も楽に、確実にスタッドレス・タイヤホイールセットを購入・取付まで完了できるインターネット・タイヤ販売サイトです。スタッドレスタイヤとホイールのセット販売もしています。最も多くの人におすすめできる、バランスのいい通販サイトです。
「安く買いたいけどよくわからない」「調べるのが面倒」など、車に詳しくない人が、ネットでタイヤを購入して、交換する整備工場を探すのは、相当な労力と時間を要します。タイヤフッドは、こんな人に最もおすすめの方法です。
インターネットでタイヤを購入した場合に、よくある悩みやトラブルは次のようなものです。
- 取付をどこでするか悩んだ・困った
- 結局、取付時に高いお金がかかった
- 一時的な保管が場所をとって邪魔だった
- タイヤを買ったり、取付店を予約したり、全体的に結構な労力と時間を使った
このような、タイヤのネット購入時のデメリットを解決してくれるのがタイヤフッドです。
- タイヤフッド5つのメリット
-
- とにかく楽に購入できる
- 料金をコミコミにして総合的に安い、支払いは一箇所
- 全国に4,800店舗の取付店
- 買ったタイヤが家に来ない
- webサイトがシンプルでわかりやすく、選ぶのが簡単(間違えにくい)
シンプルでスマートに購入したい人、忙しい人、面倒くさいことが嫌いな人、車に詳しくない人、にはもちろんぴったりですが、それ以外にも多くの人にとってメリットの大きい最新のサービスです。
タイヤフッドのデメリットとしては、今回紹介するサイトの中では、価格が高いことです。「とにかく少しでも安く購入したい」と思う人は、これから紹介する他の通販サイトを選んだほうが良いです。
但し、取付料、バランス料、タイヤ処分料など、本来かかるはずの料金が含まれた価格で購入できることや、安く購入・取付をするためにかかる労力や時間を考えると、タイヤフッドが他より高いとは一概に言えないです。
タイヤフッドはまさにトータルバランスに優れたタイヤ販売サイトなので、スタッドレス・タイヤのタイヤ・ホイールセットを購入する場合はとりあえずはじめに、チェックしたいサイトです。
ネットで人気のタイヤフッド
タイヤフッドでは、購入手続きと同時に取付作業をする店舗予約もオンライン上で行えます。
購入したタイヤは予約した店舗に直送されるので、指定日にクルマで店舗に行くだけです。取付作業料金や交換したあとのタイヤ処分費なども、購入時に一括で支払いになるため現地での支払いはありません。
店舗への電話は不要で、取付作業日まで購入したタイヤを家に置いておく必要もなく、女性にも利用しやすいサービスです。
タイヤフッドは仕事で使う車にもぴったり
タイヤフッドは、全てコミコミの料金で一括決済しますので、経理処理上非常に有利です。忙しい会社の総務部さんも、個人事業主さんにもぴったりと言えるかもしれません。
2.最も安い:オートウェイ
- 格安・激安・ダントツで安い
- ほとんどがアジアメーカーのスタッドレス・タイヤ
オートウェイは、整備業界では知らない人がいないほど有名な「国内最大級のタイヤ激安販売サイト」です。「他社1本分の値段で4本買えた」と言う人がいるほど、「安さ」が最大の売りの通販サイトです。
しかし、オートウェイのスタッドレスタイヤ・ホイールセットは、「タイヤの種類が少なく、ほとんどがアジアメーカーのタイヤである」というのが、わかりやすいデメリットになっています。
アジアメーカーのスタッドレス・タイヤはまだまだ日本では性能が評価されておらず、多くの人に受け入れられていないので、購入は慎重にならざるを得ないと思います。万が一スリップ事故等を起こしてしまっては、スタッドレス・タイヤを買った意味が薄れますし、後悔することになるかもしれませんね。
しかし、そのデメリットを凌駕するほど価格が安いので、特に次のような方におすすめです。
- とにかく価格重視
- 普段は雪の降らない地方に住んでいて、緊急用
- 旅行や帰省時の短期間のみの使用
- 極端に運転機会の少ない人・サンデードライバー
- 4WDの車や最新の車などで、車両安定性の高い車
- 運転技術に高い自信がある人
オートウェイはとにかく価格重視でスタッドレスタイヤ・ホイールセットが欲しい人が必ずチェックすべき通販サイトです。
激安タイヤ通販サイトオートウェイ
オートウェイのwebサイトに入り、上部ナビメニュー「スタッドレスタイヤ・ホイールセットを探す」の項目から検索していくと購入可能です。
3.しっかり選べる:フジ・コーポレーション
価格の安さと選べるホイール、店舗での取付が可能
「タイヤはフジ」で有名なフジ・コーポレーションでは、たくさんの種類の中から自分好みのスタッドレスタイヤとホイールを選ぶことができるので、人とは違った外観や、こだわりのスタッドレスタイヤを購入することが可能です。
特に軽自動車や小型大衆車のスタッドレス・タイヤは、多くの人の車が似たようなデザインのホイールになることも多いので、気になる人も多くいます。
「見た目はこだわらないけど、スタッドレスタイヤの性能にはこだわりたい」「とにかく見た目で差をつけたい」そんな人にはピッタリのタイヤ通販サイトです。
また、整備士や車好きの人の間でも、利用する人が多いのも特徴です。店舗での取付も可能で、店員さんもタイヤやホイールにとても詳しく、タイヤ整備の技術や設備もしっかりしているので、信頼性が高いことが人気の理由です。
あらためて特徴は以下のとおりです。
フジ・コーポレーションの特徴
- 価格が安い
- タイヤとホイールを別々に選べる
- フィッティングルームで装着感を確認できる
- 店舗や取付契約店で取付可能
- 全国に40店舗以上を持つ一部上場企業で安心
- 14.15.16インチのセットしかない
フジ・コーポレーションのデメリットとしては、14.15.16インチのスタッドレスタイヤ・ホイールセットしか安く販売していないところです。ただし販売していないといっても、安いセット品を販売していないということで、単品でタイヤとホイールをそれぞれ選んで購入することは可能です。
フジ・コーポレーションは車が好き、楽しみたい、信頼性を重視する人にぴったりのタイヤ通販サイトです。
ホイールが選べるフジ・コーポレーション
4.安さと安心:amazon
- 価格が安い
- 中古セットも選べる
- 取付チケット利用で取付可能
- 取付チケット利用は少し面倒
- タイヤとホイールを個別には選べない
- 車種・年式では探せないので間違えるリスク
amazonのスタッドレスタイヤ・ホイールセットは、価格がかなり安いです。また、国産メーカーの様々なスタッドレスタイヤから選ぶことができるので、安さを追求しながらも、性能の高いスタッドレス・タイヤを選ぶことができます。
取付チケットを購入して利用すれば、交換サービスが可能なことや、検索と同時に、中古のセットも表示され、新品と中古の比較検討ができることも嬉しいメリットです。
日本で最も多くの人が利用すると言われるショッピングサイト「amazon」のサービスは、安心感・信頼感も抜群なので、利用しやすい点が人気です。
amazonのデメリットとしては、取付チケットサービス(買ったタイヤの取付を行うサービス)の利用が少し面倒なことと、車種や年式からタイヤを選べないため、タイヤサイズ等を自分でしっかり確認する必要があること、スタッドレス・タイヤやホイールの情報が少なく、どんな商品なのかがわかりにくいことなどが挙げられます。
amazonはタイヤに特化した通販サイトではないので、「サイズを間違えて買う」「合わないホイールを買う」など、失敗するリスクが少し高いです。端的に言うと全体的にわかりにくいです。特に「車に詳しくない人」は別のタイヤ専門サイトなどで情報を集め、しっかりと下調べをしてから、購入ボタンを押す必要があります。十分注意してください。
とはいえ、価格の安さはかなり魅力的なので、国産スタッドレスタイヤをとことん安く購入したい人には最も向いている通販サイトの一つです。
5.安さとポイント:楽天市場
- 価格が安い
- 豊富な品ぞろえ
- 中古セットも選べる
- ショップによって取付サービスがある
- タイヤとホイールを個別には選べない
- 車種・年式では探せない
楽天市場のスタッドレスタイヤ・ホイールセットはかなり安いです。そして、出品数が膨大で、12インチから18インチまで豊富な品ぞろえです。
さらに楽天ポイントが貯まるというのはとても大きな魅力ですね。スタッドレス・タイヤ・ホイールセットは高額なので、ポイントがたくさん貯まります。ポイントが有るのと、無いのではその差は大きいです。(管理人はタイヤを楽天市場で購入することが多いです)
その他の特徴は、amazonと基本的に同じです。
デメリットもamazonと同様で、amazonよりはわかりやすいものの、多少の知識がないと失敗するリスクが高いことです。特に車に詳しくない人は注意が必要です。
ホイールには、ホイール穴数、P.C.D(穴と穴の距離)、リム幅、インセットという規格があり、その外見からは規格が判別できないので、自動車メーカーのカタログ等から調べることになります。これも、車に詳しくない人には難しいです。
そこで、amazonや楽天市場で購入する場合は、例えば、「タイヤフッドやフジコーポレーションなどを利用して、ホイールの規格を調べてから楽天で買う」など、自分の車のホイールのことをしっかりとリサーチしてから購入するのがおすすめです。タイヤフッドなど、タイヤ専門店の多くのサイトでは、「車種」「年式」「タイヤサイズ」の3つだけを入力すればホイールの規格が判明するようにできています。
楽天市場は、価格、品揃え、ポイントが大きな魅力のタイヤ通販サイトなのでおすすめです。
スタッドレスタイヤ・ホイールセットの相場
スタッドレスタイヤ・ホイールセットの相場は、同じサイズであっても「タイヤ銘柄(ブランド)」「アルミホイール銘柄(ブランド)」「通販サイト」によって、価格に大きすぎる差があるため、相場を示すことが困難です。
その代わりに「参考価格表」を記載します。こちらは、最も販売数が多いと思われる楽天市場の価格を参考に、整備士ねっとが作成したもので、条件は次のとおりです。
- スタッドレスタイヤ銘柄→ブリジストンの標準銘柄(比較的性能の良いもの)
- ホイール銘柄→かなり安価なもの
- 2022秋整備士ねっと調べ
一つの参考価格として、目安や基準にお使いください。
【参考価格表】
ホイールサイズ | タイヤサイズ | 参考価格 |
---|---|---|
12インチ | 145R12(軽トラ軽バン) | 60,000円 |
145/80R12 | 58,000円 | |
13インチ | 145/80R13 | 60,000円 |
155/65R13 | 64,000円 | |
14インチ | 155/65R14 | 67,000円 |
165/70R14 | 73,000円 | |
165/65R14 | 75,000円 | |
175/65R14 | 77,000円 | |
15インチ | 87,000円 | |
185/75R15 | 130,000円 | |
185/65R15 | 90,000円 | |
195/65R15 | 104,000円 | |
185/60R15 | 107,000円 | |
16インチ | 175/60R16 | 122,000円 |
185/60R16 | 125,000円 | |
205/60R16 | 135,000円 | |
205/55R16 | 150,000円 | |
215/60R16 | 144,000円 | |
215/65R16 | 128,000円 | |
17インチ | 215/55R17 | 192,000円 |
215/45R17 | 180,000円 | |
18インチ | 225/45R18 | 21,5000円 |
※2023.3現在。取付にかかる費用は含まれていません。
スタッドレスタイヤ・ホイールセット購入先の選び方
- 「確実(間違えない)」「楽」「価格」のバランス
- 購入したタイヤの取付け料金まで計算する
上記が、購入先を決めるポイントです。
1.「確実(間違えない)」「楽」「価格」のバランス
インターネットでタイヤを購入する場合、どこにも足を運ばず、自宅などで購入することができるので大変便利です。しかしその反面、プロのアドバイスを受けられないというデメリットがあり、サイズの合わないタイヤやホイールを購入してしまったり、調べるのに相当な労力や時間がかかってしまうなどのリスクがあります。タイヤはスマホカバーを買うよりも専門的な知識が必要です。
特に車に詳しくない人は、「価格」だけでなく、「確実性」や「楽かどうか」についても考えて購入先を選ぶことをおすすめします。
2.購入したタイヤの取付けまで計算する
- 送料
- タイヤ交換作業工賃
- ホイールバランス調整工賃
- タイヤ処分料(タイヤを廃棄する場合)
スタッドレスタイヤ・ホイールセットをインターネット通販で購入した場合、上記のような料金が別途に掛かる可能性があります。
特に自分で交換作業ができない人は、タイヤを安く買うことよりも、タイヤ交換作業などを踏まえて、全体的に費用を抑える方法を考えましょう。
詳しくはこちらの記事で確認してください。
【重要】ホイールの規格(サイズ)
タイヤには、「205/60R16」で表示される「タイヤ幅」、「タイヤリム径」、「へん平率」という規格があり、ホイールには、「ホイール穴数」、「P.C.D(穴と穴の距離)」、「リム幅」、「インセット」という細かい規格があります。車種によって違います。さらに、同じ車でも年式やグレードによって違うことも珍しくありません。
タイヤも、ホイールもどれか一つでも数字の違うものを選んでしまうと、「装着できない」「安全に走行できない」「車検に通らない」といったトラブルに直結します。
特に、ホイールの規格は、その外見からは判断できないので、自動車メーカー発行のカタログ等を確認しなければなりません。
インターネットでスタッドレスタイヤ・ホイールセットを購入する場合は、ホイールの規格(サイズ)を必ず調べてから購入するようにしましょう。
なお、タイヤフッドなど、多くのタイヤ専門通販サイトでは、「車種(グレード)」「年式」「タイヤサイズ」の3つの情報があれば間違えず購入できるようにできているので大変便利です。
ネット通販で販売されているサイズ
スタッドレスタイヤ・ホイールセットの販売数や販売店数は、そのタイヤサイズの需要によって変わります。
よく販売されているセット | あまり販売されないセット |
---|---|
・12-16インチ ・へん平率が60-80 ・安価なタイヤ・ホイール ・新車装着の多いタイヤサイズ | ・17インチ以上 ・へん平率が55以下 ・高価なタイヤ・ホイール ・新車装着の少ないタイヤサイズ |
従って、タイヤの大きなSUV車、スポーツカー、特殊な外見の車などに装着される車のスタッドレス・タイヤ・ホイールセットは販売されにくいので、その場合はセットではなく、別々にタイヤとホイールを購入する必要があります。
店舗販売のスタッドレスタイヤ・ホイールセット
スタッドレスタイヤ・ホイールセットは「オートバックス」などのカー用品店や、「Mrタイヤマン」などのタイヤ専門店に直接足を運んで購入することも可能ですが、店舗購入はネット通販サイトより基本的に価格が高いです。
一方で、店舗販売は店員さんが適切なアドバイスをしてくれる安心感があるので、価格だけでその価値を決めることはできません。アドバイスがどうしても必要だと思う方は、店舗販売が望ましいです。
タイヤ価格が高騰中
国産タイヤメーカー大手のブリヂストンは、2022年4月1日に国内市販用タイヤの値上げを行い、さらに9月1日からも値上げすることとなりました。同じ年に2回も値上げするのは異例と言えます。また、他のメーカーも相次いで値上げをしています。
近年、タイヤ原材料の価格高騰が続いており、ロシア・ウクライナ情勢によっても原油価格の高騰はさらに進行し、タイヤの価格上昇はしばらく続くかもしれません。タイヤの購入を迷っている人は早めに決断したほうが良さそうですね。
参考記事>>>国内市販用タイヤの値上げについて(ブリジストン公式ページ)
まとめ
以上、おすすめのスタッドレス・ホイールセット購入方法5選を紹介しました。あなたのタイヤ購入が成功することを願います。
ネットで人気のタイヤフッド
タイヤフッドでは、購入手続きと同時に取付作業をする店舗予約もオンライン上で行えます。
購入したタイヤは予約した店舗に直送されるので、指定日にクルマで店舗に行くだけです。取付作業料金や交換したあとのタイヤ処分費なども、購入時に一括で支払いになるため現地での支払いはありません。
店舗への電話は不要で、取付作業日まで購入したタイヤを家に置いておく必要もなく、女性にも利用しやすいサービスです。