【整備工場の仕事】工場の種類による仕事内容の違いをしっかり確認

整備士になる
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ライオンさん
ライオンさん

僕が自動車整備工場に就職するときには、どんな工場を選べば良いんだろう。

自動車整備工場の種類や仕事内容って、いろいろあるみたいだけど、詳しくわからないし、失敗したくないなあ。

 

 

自動車整備工場にはその形態によって仕事内容が大きく異なりますが、一般の方にはその違いがわかりにくいものです。

しかし、就職する整備工場を決める上で、整備工場の形態や仕事内容はとても重要な要素となるため、必ず確認しなければなりません。

この記事では、「就職したけど自分がやりたい仕事と違った」などとならないように、その工場の形態による仕事内容の違いを細かく説明します。

自動車整備工場への求職者必見です。

 

この記事の内容

自動車整備工場の種類と仕事内容の違い

 

街の小さな整備工場

 

2~4台が工場内に入る程度の小さな規模の整備工場で、整備士が2~4人程度働いている工場です。

日本にある整備工場で最も数が多いのがこの形態で、スズキやダイハツの看板が立っていることも多い認証工場です。

 

認証工場と指定工場はこちら

認証工場、指定工場、就職するならどちらを選ぶべきか

 

 

ここでは、近所に住む昔からのお客さんが多く、一般の乗用車の車検や車両の販売をメインで行っているところが多い工場です。

仕事内容は乗用車の車検がメインになってきます。また、日曜日は定休日になっていることが多いです。

 

中規模整備工場

 

4~8台が工場内に入る比較的大きな規模の整備工場で、整備士が4~10人程度働いている工場です。

ロータスグループなどのフランチャイズ契約をしている工場も多く、新車、中古車を展示するスペースやお客様がゆったり過ごせるショールームがあるところが多いのが特徴です。

また、車検の際に国の検査官に代わって検査する事ができる自動車検査員がいる指定工場となっている場合が多い形態です。

仕事内容はやはり車検がメインになってきますが、町の小さな工場よりも仕事の幅が広がり、工場によっては板金・塗装作業や大型車の整備、重機の整備など、自動車に関する様々な仕事があります。また、指定工場では土・日営業をしている場合が多いです。

 

車検専門整備工場

 

これは、「車検の早太郎」「車検のコバック」など大手車検専門フランチャイズチェーンと契約している整備工場です。

基本的に車検の薄利多売型工場であり、工場が大きく整備士が8人以上の大型店舗が多い形態です。

工場は街中の大きな通りにあり、TVCMや新聞広告などに多額の資金を投入しています。

その名の通り仕事内容はほとんどが車検です。また、正月・お盆を初め年中無休のところもあるようです。

 

大型車専門整備工場

 

 

大型バス・トラックなどの取り扱いが極端に多い整備工場です。

お客様は法人で、バス会社や運送会社と契約して点検や車検を行いますが、ヤマト運輸や日本通運など大手運送会社が運営する直営の工場も存在します。

規模の大きい指定工場が多く20人以上の整備士を抱える工場も少なくありません。

仕事内容は大型車の点検整備となるため、一般の乗用車を取り扱うことが少ない会社です。

また、休日や残業などの管理体制がしっかりしているところが多いことと、比較的整備士の給与が高い傾向にあります。

 

小型自動車ディーラー

 

トヨタ、ホンダ、ニッサンなど、主に小型自動車メーカーと特約店契約を結んでいる工場です。

都道府県単位で1つの会社となっていることが多いです。

 

実はディーラーには2種類あり、メーカーが直営する販社(直営ディーラー)と地元の有力者が経営するディーラー(地場系ディーラー)が存在します。

ディーラーは指定工場がほとんどで、一つの整備工場においては、5~10人程度の整備士が働いていますが、販社全体では店舗が多く、時折社員の移動がありあます。

 

仕事内容は、車検・定期点検・故障修理・新車整備・中古車整備・保証整備など多岐に渡り、他の整備工場には無い仕事がたくさんあります。

また、お客様と直接会話することや説明する機会が他の工場に比べて多く、接客技術が必要です。

さらにディーラーは社員教育に最もお金と時間を掛ける会社で、自然と整備士の技術レベルも高くなります。

しかし、自社ブランド以外の車を整備することが少ないため、他メーカーの車の整備があまりできない偏った技術となってしまう事が多いです。

セールスや本部事務職などに配置換えがあるため、いずれは整備の仕事から離れてしまうケースがほとんどです。

全ての工場が土・日勤務となりますが、GWなどの長期休暇が比較的長いという特徴がありあます。

 

大型自動車ディーラー

 

いすず、日野など、主に大型自動車メーカーと特約店契約を結んでいる工場で、都道府県単位で1つの会社となっていることが多いです。

メーカーが直営する販社(直営ディーラー)と地元の有力者が経営するディーラー(地場系ディーラー)が存在します。

こちらも指定工場がほとんどで、小型自動車ディーラーよりも大規模な工場が多く一つの工場においては、10~20人程度の整備士が働いています。

 

仕事内容は、小型車ディーラーと同じで、車検・定期点検・故障修理・新車整備・中古車整備・保証整備など多岐に渡り、他の整備工場には無い仕事がたくさんあります。

お客様は法人が多いためそれほどお客様と話す機会は多くありません。また、小型車ディーラーよりも給与が高い傾向にあります。

自宅待機や宿直などの勤務体制があるところも少なくありません。

 

スタンド併設整備工場

 

ガソリンスタンドのお客様の自動車整備を行う工場です。

基本的にはオイル交換やタイヤ交換などの軽微な作業がメインになりますが、場所によっては大きな工場を持っており、車検整備を行う工場もあります。

給油業務を兼務して行う整備士も多いのが特徴です。

その他、燃料の給油に来店したお客様に対して、商品をおすすめしたり、洗車などの仕事も多くあります。

スタンドは年中無休が多いため、シフト制になる場合が多いようです。

 

カー用品店併設整備工場

 

オートバックスやイエローハットなど自動車用品販売をしている会社の整備工場です。

基本的にはオイル交換やタイヤ交換などの軽微な作業をすることがメインですが、近年大規模な工場を持つケースが増えており、車検を自ら行なえる指定工場となっている場合も少なくありません。

お客様が購入した商品をその場で取り付けることが多いため、カーナビやタイヤ、ETC、レーダー、ドライブレコーダーなどの後付用品を取り付ける仕事が多いのが特徴です。

年中無休のお店が多く、シフト制になるため大型の連休がとりにくい傾向があることと、遅い時間までの営業時間となっている場合が多く、夜間の仕事があります。

 

中古車専門整備工場

 

販売した中古車の納車整備がメインとなる工場です。

会社自体は車両販売がメインとなっている会社なので、会社の規模のわりには工場が小さいところが多いです。

車検とナビ、ETCなどの用品取り付け、洗車などの仕事が多いことが特徴です。

ここではお客様と会話するケースはほとんど無く、決められた整備をたんたんと実施していくようなところです。

 

自動車板金専門整備工場

 

自動車のボデーを修理することが専門の整備工場です。

事故で損傷したパネルなどの美観を戻す仕事ですので、通常、自動車整備とは分けて考えられ「車体整備」と言います。車体整備は、板金と塗装に分かれます。

どちらも出来る人もいますが、始めは板金作業から覚え、そのあと塗装作業を覚えていきます。整備士よりも、仕事を体で覚えていくような感があり、経験とセンスが必要です。

しかし、車体整備といえど、整備士としての技術もある程度必要になってきます。

 

point自動車の整備と、板金・塗装は全く違う仕事です。

 

2輪車専門整備工場

 

2輪車の整備をすることが専門の整備工場です。

2輪車の整備は4輪の自動車と大きく違いますが、働く人もお客さんも2輪車が大好きな人が多いことが特徴です。

しかし、地方においては2輪車だけでは仕事が少ない工場もあり、自転車の販売や農業機械の販売・メンテナンスを行っている工場も少なくありません。

特に、積雪のある地域では、冬場の仕事が少なくなってしまうため、家庭用除雪機の販売・メンテナンスを仕事としている工場も多いです。

 

また、ヤマハ、カワサキなど、2輪車のディーラーやメーカー特約店も多数存在します。

 

その他工場

 

重機・建設機械専門整備工場

HITACHI建機、コマツなど、重機や建機を専門に取り扱う整備工場です。

また、たくさんの重機や建設機械を持つ規模の大きな建設会社は、専門の整備工場を持っているところもあります。

 

タクシー専門整備工場

タクシーの点検整備は、一般の自動車よりも確実な整備が求められるため、定期点検の時期(間隔)が短く決められています。

たくさんのタクシーを所有する、大きな規模のタクシー会社では、自前の整備工場を持っているケースがあり、そういうところがタクシー専門工場になります。

 

仮装専門整備工場

自動車の仮装の仕事をメインにしている工場です。

仮装は、トラックの荷台、特殊車両、ボデーの改造、キャンピングカー製作などの仕事をいいます。

 

まとめ

 

自動車整備工場にはご紹介した以外にも、ほんとにたくさんの形態による種類があります。

その種類によって仕事内容が大きく異なるため、就職を考える際によく理解して就職を決めましょう。

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